知りたい聞きたい弁護士さんの素顔と法律の話。
弁護士放送、2024年12月の音声配信です。
年内に、あと1本音声を配信するかもしれませんが、もしかしたら、これが2024年最後の配信になるかもしれません。
今年も、お聴きいただきました方々、ありがとうございました。
なお、今年は、闇バイトが関連する強盗等、日本の治安が悪化したのではないかと思うようなニュースが多数報道されていました。
統計的には、従前に比べれば犯罪件数は減少しているといわれていますが、他方で、インターネット発展等の状況変化により、闇バイトを通じた犯罪行為、しかも、強盗致傷等の極めて悪質な犯罪行為に関与してしまう方がいるという状況になっているのだと思います。
皆様も、強盗が重大犯罪であるということはご承知かとは思いますが、あらためて、強盗が深刻な被害を生じさせ得る犯罪であることをご説明させていただくともに、被害にあった際の対応として、刑法もしくは盗犯等防止法上の正当防衛についてご説明させていただきました。
番組内でもご説明させていただいていますが、正当防衛が成立するか否かについては、ケースバイケースで判断せざるを得ず、どこまでの行為が許されるのかを定型化してご説明することが困難ではございますので、参考程度に、今回の放送をお聴きいただけましたら、有り難いです。
投稿 第121回 闇バイト強盗の多発が招く社会問題と正当防衛の正しい理解 は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
えー!今年2024年も11月末ということで、もう少しで今年が終わってしまいます。
今年がもうすぐ終わってしまうということにも驚きですが、今回の弁護士放送が120回目ということで、もう120回目かということにも驚きです。
一度は、配信継続が自然消滅していた弁護士放送も、何とか復活しようと考えて、ついこの間、100回記念イベントを実施した記憶ですが、もう120回目の配信です。自分でも驚くほど、順調に配信できているなと思います。
そんなこんなで、今回は、選択的夫婦別姓の導入の是非についてお話をしています。
この放送を収録したのが2024年9月ですので、NHK連ドラ「虎に翼」の最終回が放送されたり、袴田さんの無罪判決が言い渡されたりと、いろいろとお話すべき事項がありましたので、冒頭の雑談が長くなっております。
本論の選択的夫婦別姓については、人によって考え方に違いもあり、また、選択的夫婦別姓の是非に対する関心度も人により異なることは承知しておりますので、今回の放送内容をご理解いただけない方もいらっしゃるかと存じますが、ご容赦ください。
なお、ご意見等は、忌憚なくいただけますと有り難いです。
是非、お聴きください。
投稿 第120回 選択的夫婦別姓の導入の是非! は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様 こんにちは!
今年2024年の夏は暑かったですが、そろそろ寒さを感じる季節になりましたね。
さて、今回は、最近何かと話題になることがあるカスタマーハラスメントいわゆるカスハラについて、お話させていただきました。
皆様の中にも、お仕事に従事する中で顧客より不当な扱いを受けて精神的に落ち込んでしまったり、もしくは、同僚の方が顧客対応に疲れて仕事を辞めてしまうといったことを経験された方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、お客様は神様ですとの言葉があるにせよ、暴行や脅迫等の民事ないし刑事上において違法と判断される顧客の行為が許されるわけではありませんが、では、顧客対応として、どこまでの行為を許容しなくてはならないのかといったルールが明確に存在するわけでもありません。
カスタマーハラスメント対策については、今後、法律化されることも予定されているところですが、現状の立法や行政の動きや裁判例等をご紹介させていただきたくお話しました。
是非、お聞きくださいませ。
投稿 第119回 カスタマーハラスメント(カスハラ)、悪質クレーム対応 は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様、こんにちは。
多少は暑さが和らいできた頃でしょうか。
既に視聴された方も多いとは思いますが、今回の放送では、Netflixシリーズ『地面師たち』についてお話させていただきます。
ヨシカワは、夏の暑い時期に一気見しましたが、出演されている俳優の方も豪華で、ドラマとしてはとてもおもしろい作品です。
ドラマの中では、不動産詐欺の仕組みについて細かいところまで説明はないため(ドラマの性質上やむを得ないですが)、今回の放送では、『地面師たち』をご紹介するとともに、実際の不動産詐欺について簡単にご説明させていただきました。
是非、Netflixシリーズ『地面師たち』を視聴してみてくださいませ!
投稿 第118回 Netflixシリーズ『地面師たち』・不動産詐欺について は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様こんにちは
2024年7月3日に、最高裁判所より、極めて重要な判決が言い渡されました。
ニュース報道等もされていましたので、ご承知の方も多いかとは存じますが、弁護士放送でも、判決内容を簡単にご紹介できればと思い、本放送を配信させていただきます。
この最高裁判決で問題となったのは、戦後直後の1948年に制定された旧優生保護法に基づく優生手術及び人工妊娠中絶による被害です。
旧優生保護法は、1996年に母体保護法へと改正されていますが、その間、遺伝性疾患、ハンセン病、精神障害がある人等に対して、優生手術や人工妊娠中絶が実施され、都道府県を通じて厚生労働省が把握した件数だけでも、これらの手術によって約8万4000人もの方々が被害を受けたことが確認されていると言われています。
旧優生保護法は、条文を読む限り、明らかに人権侵害を内容とする憲法違反の法律であると認識できますが、戦後直後の今とは異なる社会状況の中で法律として制定されてしまったのかもしれません。
また、いずれにせよ、法律改正や被害者の方に対する国の対応等が遅すぎたことは事実かと考えられます。
極めて重要な判決かと思いますので、皆様、本放送をお聴きいただけますと幸いです。
投稿 第117回 不妊手術等を強制した旧優生保護法は憲法違反と判断した最高裁判決 は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様こんにちは
本年2024年の6月放送では、アメリカ大統領選挙について話しましたところ、本年7月、トランプ前大統領が銃撃されるとの事件が起きてしまいました。
そこで、今回の放送では、トランプ前大統領の事件を含めて、要人を対象とする銃撃事件についてお話させていただきます。
本放送収録後のことですが、民主党のバイデン大統領は、大統領選より撤退することを決定したと報道されています。
アメリカ大統領選は、本年末に結論が出ましたら、また、弁護士放送でも取り上げたいと思います。
なお、銃撃事件は、当然のことながら、あってはならないことで、今回のトランプ前大統領の事件でも、トランプさん自身も負傷していますし、亡くなられた方もいらっしゃいます。
亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに負傷された方の一刻も早い回復をお祈り致します
投稿 第116回 トランプ暗殺未遂!要人を対象とする銃撃事件について は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様こんにちは
本年2024年は、アメリカ大統領選挙が行われますところ、5月末に、トランプ前米大統領の口止め料支払いを巡る事件について有罪評決がなされたことが報道されています。
このトランプ前米大統領の有罪評決については、そもそも何が犯罪行為であるとされているのか等、その詳細を把握されていない方もいるかと思いますので、今回の放送では、トランプ前米大統領の有罪評決についてお話させていただきます。
なお、アメリカ大統領の選任方法と日本の内閣総理大臣の選任方法の違いや、アメリカと日本の刑事裁判の違いについても簡単に把握しておくと、トランプ前米大統領に関する報道等を理解しやくなるかと思いますので、今回の放送ではこの点も簡単にお話しました。
是非、お聴きください。
投稿 第115回 ドナルド・トランプ前米大統領に有罪評決が出ました は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様、いつもお世話になります。
2024年5月の音声配信ですが、本日5月29日、ヨシカワの職場近くのビルの片隅には、既に紫陽花が咲いていました。
紫陽花は、強烈に6月のイメージがある花なのですが、とてもきれいな花なので癒やされますね。
さて、今回は、性犯罪を厳罰化する刑法改正についてお話させていただきます。
昨年2023年(令和5年)7月13日より改正法が施行されていますが、従前の「強制性交等罪」が「不同意性交等罪」に名称が変更されたというだけではなく、内容についても大幅に変更されています。
この放送では、改正内容の詳しい説明までは行っていませんが、なぜ、性犯罪を厳罰化されるに至ったのかについての経緯等をお話させていただきました。
是非、お聴きくださいませ!
投稿 第114回 性犯罪を厳罰化する刑法の大幅改正の話 は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様 こんにちは!
2024年4月分、弁護士放送の音声配信でございます。
本日時点でも裁判中ではございますが、松本人志さんが「週刊文春」に対して訴訟提起を行っている件につき、従前よりニュース報道されているところです。
最近では、刑事裁判にて犯罪事実であると判断されたわけではないにもかかわらず、マスメディアにより、著名人による性加害行為(もしくは加害行為とはいえない不貞行為等)があった旨の報道が行われることについて問題であると指摘されることがあります。
もっとも、従前より、マスメディアによる報道が、著名人の方のプライバシー権を侵害したり、ひいては、イメージ毀損等による多大な打撃を与えたりしているのではないかということは問題となっていたわけですが、SNSの普及や社会の認識の変化により、従前とは異なる問題提起がなされるに至っているところです。
そこで、今回は、性加害問題と報道の自由につき、昨今の情勢を踏まえてダラダラとお話させていただきました。
気になる方は、是非、お聴きください。
投稿 第113回 性加害問題と文春・新潮等メディアによる報道の自由について は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様 こんにちは!
2024年3月の弁護士放送です。
裁判所や法律事務所とやり取りをしたことがある方はご存知かと思いますが、法曹界のIT化は、他の業界と比べて遅れていました。
それだけではなく、海外の裁判IT化の状況と比較をしても、日本の裁判IT化は遅れていると言われていました。
そのため、数年前よりIT化を進めようと法改正等が行われていましたが、コロナウイルス感染拡大による影響、いわゆるコロナ禍のため、ここ数年で、法曹界のIT化も一気に進みました。
そこで、今回の放送では、現状における日本の法曹界のIT化の状況についてお話させていただきます。
また、法曹界における今後のAI技術の活用についても、お話していますので、法曹界でのIT、AIの活用に興味のある方は、聴いてみてください。
投稿 第112回 法曹界(裁判所・弁護士事務所)のIT化とAI裁判について は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
皆様 こんにちは!
本年2024年2回目の弁護士放送音声配信です。
切りの良い111回目の配信です。
弁護士放送は、期間としては、結構長くやっているのですが、音声配信は原則として月1回である上に、ときどき休憩して音声配信も途絶えてしまうので、ようやく、111回配信に達したなというところです。
昨年2023年のことですが、家族の定期券を利用して鉄道を利用したところ、鉄道会社より高額な違約金請求されたとの事件がニュースになっていました。
せっかく定期券を持っているのだからといって、安易に家族等の親しい方に自分の定期券使用を許可してしまうと、実際の運賃以上の高額な違約金を支払わざるを得なくなってしまうようなことがあります。
また、違約金を支払う等の民事上の問題だけではなく、犯罪として、刑事罰を受けるリスクもあります。
鉄道の不正乗車のリスクについては、もしかすると、そのリスクを軽視している方もいらっしゃるかもしれませんので、今回の放送では、不正乗車のリスクについてお話させていただきました。
是非、お聴きください!
投稿 第111回 不正乗車のリスク(不正乗車に適用される刑事罰、鉄道会社より請求される運賃等) は 弁護士放送Podcast に最初に表示されました。
Your feedback is valuable to us. Should you encounter any bugs, glitches, lack of functionality or other problems, please email us on hi@moon.fm or join Moon.FM Telegram Group where you can talk directly to the dev team who are happy to answer any queries.