庭野日鑛会長の法話

佼成出版社

宗教法人・立正佼成会の機関誌『佼成』(月刊)に掲載されている庭野日鑛会長の法話を毎月、お届けいたします。

  • 2024年11月号 「出会いが育てる――敬する心・恥じる心①」
    本誌では今年、釈尊のお言葉を集めた「経集」の詩偈をとおして「心田を耕す」ことの意義と具体的な実践内容をご指導いただいてまいりました。そのしめくくりとして、本年次の信行方針に示された「敬う心を発達させ」、「恥を知る」ことの大切さとともに、そのありようについて2か月にわたりご指導いただき、それが自他の心田をいかに耕す精進となるのかを学ばせていただきます。
    9 October 2024, 3:00 pm
  • 2024年10月号 「心を耕し、仏に戻る」
    前号では、「心田を耕す」にまつわる釈尊の詩偈全体の意味あいとともに、「心を耕すとは自らの仏性を掘り起こすこと」とご指導いただきました。今号では、そのご指導を踏まえ、仏性を掘り起すとは具体的にどのようなことを指し、それはいかなる実践によってなされるのかについてご指導いただきます。
    9 September 2024, 3:00 pm
  • 2024年9月号 「心を耕し、仏を掘り起こす」
    本年 1 月号から『経集』に収められた「田を耕すバーラドバージャ」にまつわる詩偈を一句ずつとりあげ、心を耕す大切さを詳しくお示しいただいてまいりました。今号は詩偈全文を掲載し、全体をとおして伝えたかった釈尊の願いをかみしめつつ、心を耕すとは具体的に何をさすのかについてご指導いただきます。
    9 August 2024, 3:00 pm
  • 2024年8月号 『故郷』に帰る私たち
    心を耕しつづけると「不死の実りをもたらす」と釈尊は説かれます。そのお言葉をとおして、私たちは「永遠のいのち」を生きる存在であると教えていただきますが、今号ではさらに、だれもが避け得ない死を「不死」と説く仏教的意味を、開祖さまご入寂時のお話と共に会長先生のご体験を交えてご指導いただきます。
    9 July 2024, 3:00 pm
  • 2024年7月号 私たちの人生と「永遠のいのち」
    命ある私たちが、「死」を免れることはできません。しかし、釈尊は「心を耕すと『不死の実りをもたらす』」(経集)と述べられ、仏教では「永遠のいのち」が説かれます。不死や永遠のいのちが説かれる真意とは何か――。今号と次号の2回にわたり、生命あるものの死の受けとめ方についてご指導いただきます。
    9 June 2024, 3:00 pm
  • 2024年6月号 心やすらかに、おだやかに生きる
    釈尊は「精進は荷を運ぶ牛で、安穏の境地に運んでくれる」と説かれています。では、おだやかで、心やすらかな日々をもたらしてくれる精進とは、どのような実践であるといえるのでしょうか。詩人の谷川俊太郎氏が仏教の教えをもとに創作した詩とともに、精進の具体的な内容と功徳についてご指導いただきます。
    9 May 2024, 3:00 pm
  • 2024年5月号 柔和な人の、心は自由
    「柔和は牛の軛を離すこと」――釈尊は、牛の体から軛という装具を外し、自由にすることを「柔和」と表現されました。そこにこめられた釈尊の思いをとおして、私たち自身が心を柔らかくたもち、とらわれなど心を縛りつけるものから自由になるための心の姿勢と日ごろのあり方をご指導いただきます。
    9 April 2024, 3:00 pm
  • 2024年4月号 「あるがまま」を受け入れる
    ご著書『心田を耕す』に、身心を乱し悩ませる煩悩を釈尊が雑草になぞらえて「真実を守ることは私の草刈りである」と説く一節があります。では、「真実」とは何で、それを「守る」とは何を実践することなのか。そして「草刈り」とは──。煩悩と向きあいながら、「心田を耕す」精進についてご指導いただきます。
    9 March 2024, 3:00 pm
  • 2024年3月号 「慎み」は、「慈しみ」から
    釈尊は、ご自身が心の田を耕すための実践として「身と言葉を慎む」ことを大切にしていると経集の詩偈にあります。「慎み」「慎む」というと一般的に控えめな印象ですが、仏教の視点でとらえると利他行にも通じる積極的な姿勢になることを、「慎み」の意味や私たちの心と行動のあり方とともにご指導いただきます。
    9 February 2024, 3:00 pm
  • 2024年2月号 『恥じること』は、善く生きること
    本年次の信行方針のなかで、会長先生は私たちの進歩向上のために「敬う心」とともに、「恥じる心」の大切さをお説きくださいました。今号では「恥じること」についての仏教的意味あいを宗祖らの言葉を引きあいに出して示しつつ、「恥じること」「恥を知ること」の功徳と大切さをご指導いただきたいと思います。
    9 January 2024, 3:00 pm
  • 2024年1月号 「心田を耕す」精進を
    教団創立60周年の年に庭野日鑛会長は『心田を耕す』を上梓されました。本年のご法話では、そのご著書でご紹介くださった「田を耕すバーラドバージャ」と釈尊との会話にもとづく詩偈などをとおして、釈尊の教えが息づく生活と、日々の生活に根ざした私たち一人ひとりの信仰姿勢についてご指導をいただきます。
    9 December 2023, 3:00 pm
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