アクセシビリティーの情報サイトAccSellがお送りするポッドキャスト
2ヶ月ぶりの配信となった今回は、アクセシビリティーに関する雑談にほぼ終始しています。そして、今後のポッドキャスト配信についてお話ししています。
カバー画像:なんとなくキーボードの写真。そうそう令和初なんですよ。というわけで、ほぼ7年間2週に1度のペースで配信してきたこのポッドキャスト、今後は不定期配信になりますが、引き続きよろしくお願いします。 (中根 雅文)
なにかおもしろそうなこと(おもしろそうじゃなくても)があれば、お気軽にお声がけください(にこ) (山本 和泉)
次回配信までには~、2千万円をぉ~(略)というわけで、今年の後半はあちこちのセミナーイベントに出没できそうなので、見かけたときには気軽にお声をかけてください。これからもヨロシクお願いいたします! (植木 真)
今回はSAWADA STANDARD DESIGNの澤田 望さんをゲストにお迎えして、澤田さんが岡山の専門学校で担当しておられるWebアクセシビリティーの授業、澤田さんも企画に参加しておられる勉強会「リーダブルな夜」、岡山でのWebアクセシビリティー関連の動きなどについてお話しを伺っています。
カバー画像:岡山で開催されている「リーダブルな夜」の会場風景。ワークショップ中かな?平静最後の配信となるはずの今回のizuizuからのお題は、「平成元年で覚えていること」です。
今回のゲストは、岡山を拠点にSAWADA STANDARD DESIGNとして活動されている澤田 望さんです。
まず、澤田さんが岡山の専門学校岡山情報ビジネス学院で担当しておられる、Webアクセシビリティーの授業についてじっくり伺っています。
続いて澤田さんも企画に関わって岡山で開催されているWebアクセシビリティーの勉強会、リーダブルな夜について、開催に至った経緯や勉強会の内容などについてお話しいただいています。
なお、次回のリーダブルな夜は、「色」をテーマに5月17日 (金) に開催予定だそうでてす。
そして澤田さんも登壇される、6月1日に開催される「CSS Nite LP62「Webアクセシビリティの学校」特別授業」について紹介しています。
最後に、岡山のWebアクセシビリティーに関する動き、澤田さんの最近のお仕事についても伺っています。
澤田 望 (さわだ のぞみ) さん
SAWADA STANDARD DESIGN/デザイナー
キヤノンWebサイトデザイン制作統括/運用を担当後、2014年起業。Webアクセシビリティ検証、イラスト制作等に従事。ウェブアクセシビリティ基盤委員会委員。岡山情報ビジネス学院非常勤講師。リーダブルな夜共同主宰。okawebアワード(2016グランプリ、2017アクセシビリティの普及に頑張ったで賞、2018アクセシビリティと勉強会頑張ったで賞)、CSS Niteベストセッション2016 ベストイラスト、大都会Awards2017受賞。
澤田さんが担当しておられる事業のお話し、大変興味深く伺いました。Webアクセシビリティーに興味がある人を対象とした授業や研修というのは、これまで多くの人がいろいろな工夫をして作り上げてきていると思います。その一方で、必ずしも興味を持っているわけではない人たちにどう伝えていくかという点をがんばらないと、なかなかWebアクセシビリティーの考え方は広まらないだろうし定着しないだろうという感覚があるのですが、こういった取り組みについてはまだまだノウハウが蓄積できていないように思います。今回の澤田さんのお話から、多くのヒントをいただいた気がします。 (中根 雅文)
そういえば、岡山で「Webアクセシビリティの学校」を開催したとき、懇親会に地元の専門学校の先生がいらして、教科書に使えそうな良い本はないですかね?と聞かれて、ピンク本の出版社さんに献本していただいたのを思い出しました。あれから数年、今でも授業が続いているというのを聞くと、何だか自分のことのように嬉しいのであります。澤田先生が若者たちに「愛」の大切さを伝えているというウワサの授業、いつかこっそり潜入してみたいです(笑) (植木 真)
澤田さんが出しているセミナー・イベントのスライド資料が実は大好きで。イラストや色使いや言葉使いとかいつも素敵だなぁ、ってうっとり眺めています。澤田さんのイラストのテイストが大好きすぎてもっともっと見たいです。あ、澤田さんが作った「リーダブルな夜のテーマ」の動画のアニメーションも大好きです。 (山本 和泉)
今回はAccSell瓦版で、プレゼンテーション資料のアクセシビリティー、iOS 12.2で加わったaccessibility event、アメリカのアクセシビリティー関連の訴訟について話しています。
カバー画像:今回とりあげたサイトのキャプチャーだよ今回のizuizuからのお題は「新幹線での忘れ物」です。
最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。
スライド資料を作るときのポイントがまとめられていて、パワポの機能でいろいろ解決できるのを改めて知ったので紹介しました。
"Apple’s new feature a step towards digital apartheid"という、iOS 12.2で追加された「アクセシビリティー・イベント」について書かれた記事を取り上げて、この機能に対する懸念などを話しています。
なお、収録後にこの機能についてAppleが公開している情報を発見しました。合わせてご覧ください。
近年、アメリカで激増中のウェブサイトに対する提訴件数について、デジタル分野のアクセシビリティ問題を扱う弁護士Lainey Feingoldさんの「CSUNカンファレンス」でのセッションをフォローするエントリーを紹介しながら話しています。
アメリカの人たちの話を聞いていると、障害当事者が権利を主張しはじめた一方で、金銭だけを目的にした"悪質な"弁護士が絡んだ提訴も少なくないようで、当面この増加傾向は続きそうな状況です。
中根が言及していた書籍はこちら:
ご紹介したように、ずっとよく分からずにいた "structured negotiation" の実体が分かって僕は大変すっきりした気分です。日本で同じ事をやろうと思ってもなかなか大変かも知れないという気がする一方、日本で訴訟を起こしてさらに勝訴することはもっと大変でしょうから、実質的な結果を得る方法として充分に参考にできるのではないかという気もしています。まずはちゃんと本を読んで勉強しようと思います。 (中根 雅文)
3月の「CSUNカンファレンス」、そして4月の「アクセシビリティキャンプ東京 2019」と、立て続けにアメリカの現地の声を聴くことができました。法整備が進んでいるアメリカ、法整備が進んでいない日本、それぞれの前提は異なるものの共通項があったり、やはり日本が後れをとっている側面があったりしますが、今後も海外諸国の動向はウォッチし続けていきたいと思います。 (植木 真)
ポッドキャストでも話をしましたが、スライド資料はKeynoteで作ってますが、そろそろ別のツールをいろいろ試してみようと思っています!!おすすめスライドツールがあったらぜひ教えてくださいー。 (山本 和泉)
今回は、アイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんをゲストにお迎えして、来る5月16日に開催される「アクセシビリティの祭典2019」のお話しを中心に伺っています。
カバー画像:2019年5月16日(木)神戸で開催される「アクセシビリティの祭典」のウェブサイトのキャプチャー。いろいろな人が楽しく過ごしているカラフルなイラストが素敵!今回のizuizuからのお題は「Uber Eats」です。
今回のゲストは、4回目のご出演となるアイ・コラボレーション神戸の板垣 宏明さんです。
初めてご出演いただいた時に「サイバスロン」というイベントについてご紹介いただきましたが、なんでもそのサイバスロンが5月に日本で開催されるとのこと。前回のサイバスロンをスイスまで見に行かれたという板垣さんに、サイバスロンについて改めて伺っています。関連して、電動車椅子についてもあれこれと話しています。
続いて、今年もGlobal Accessibility Awareness Day (GAAD) である5月16日に開催される「アクセシビリティの祭典2019」について詳しくお話しいただいています。順調な準備状況、そして既に内容が決定しているセッションや展示について、盛りだくさんの内容をご紹介いただいています。
また、昨年のアクセシビリティの祭典を受けて開催されたアイデアソン・ハッカソンについて伺っています。このイベントから通して視覚障害者のニーズから生まれたアイディアもご紹介いただいています。
なお、アクセシビリティの祭典についてより詳しくは、以下の公式サイトをご覧ください:
https://accfes.com/2019/
板垣 宏明 (いたがき ひろあき) さん
NPO法人アイ・コラボレーション神戸 理事長
2005年に入社。神戸のポートアイランドに事務所を構え、スタッフの大半が当事者で、主にウェブサイト制作/システム開発/DTP制作/アクセシビリティ診断業務を行っている。
Webアクセシビリティに関してはJIS試験/ユーザ評価/職員研修なども行っている。2015年より開催している「アクセシビリティの祭典」を主催。
アクセシビリティの祭典、すっかり定着した感がありますね。そして昨年も同じようなことをこの欄で書きましたが、障害当事者の声がしっかりと取り上げられるこのようなイベントはやはり意義深いものだと思います。今年のGAAD、僕はまだどうするか決めかねていますが、何らかの形でGAADを盛り上げられるようなことをしたいと思っています。 (中根 雅文)
5月の第3木曜日は、GAAD(Global Accessibility Awareness Day)。これまで毎年、神戸で開催される「アクセシビリティの祭典」をお手伝いしてきましたが、今年はフツーのおじさんに戻って、「Awareness」だけに来年はまた場所を変えてとか、この日は日本各地でより多くの人たちが「Awareness」する日にしていきたいなと思ったりしてます。で、エンディングでは各地をネット中継でつないで、全国一丸となる!みたいな。はい、まだ妄想のレベルですけど、いろいろ考えたり、考えなかったり、ラジバンダリ。 (植木 真)
去年ようやく参加できた「アクセシビリティの祭典」は、新しい視点をみせてもらえてとても楽しかったです!!今年は仕事でどうしても行けないのだけど、以前板垣さんから聞いたサイバーな車椅子とかで競技する「サイバスロン」が5月に東京でやるって聞いて、こりゃ行きたい! (山本 和泉)
今回はAccSell瓦版で、色のコントラスト、音声が自動再生されるWebページに、WebAIMによるアクセシビリティー調査について話しています。
カバー画像:今回とりあげたサイトのキャプチャーだよ今回のizuizuからのお題は「行ってみたい国」です。
最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。
コントラストのガイドラインとチェック方法の紹介だけでなく、いろいろな色の組み合わせのレポートもとても興味深いです。
今月リリースが予定されているFirefox 66での仕様変更について紹介した記事を取り上げて、1年前に同様の仕様変更をしていたGoogle Chromeについても紹介しています。
100万ものWebサイトのHOMEページをチェックした結果をまとめたThe WebAIM Millionを紹介。HOMEページだけとはいえ、画像の代替テキストをきちんと提供していないケースが目立つなど、アクセシビリティ確保の基本の「キ」がまだまだ定着していないという厳しい現実が突き付けられました。
さて、来週はCSUNです。今年は僕も久々に行くことにしたため、その前に確定申告を終わらせないといけなかったり、その他年度末の案件があったりでかなりバタバタとしていて、今回のポッドキャストの配信ができるかどうか怪しかったのですが、なんとかなりました。CSUNに関しては、適宜感想など発信していこうと思っています。がメルマガがない今、良い媒体があんまりないんですよね。放置してある個人ブログを復活させなきゃ……。 (中根 雅文)
今年は植木さんと中根さん2人ともCSUNに。いいなぁ。一度行ってみたいCSUN。誰か連れていってCSUN。英語できないけど。それとは別にAccSellで「この記事とかニュースを取り上げてほしい!」というのがあれば、ぜひご紹介くださいー。 (山本 和泉)
今回の収録は、ワケあって、テンポよく短時間で済ませました。皆さん、どうでしたか? このくらいコンパクトなほうがいいかも! いつものように、もっとおしゃべり聞いていたい! などなど、皆さんのご感想をお聞かせください。そして、気がつけば3月。年度末案件に追われまくり、来週はアメリカで発表。でも、まだスライドが1枚もできていない!! さあ、どうなる!? その結果は、次回の放送で!(違) (植木 真)
今回は、株式会社サイバーエージェントの土岐 真里奈さんへのインタビューをお送りしています。先月リリースされた「こえのブログ」について、サイバーエージェント社内でのアクセシビリティーに関する取り組み、先月開催された次世代Webカンファレンスについてなど、たっぷりお話しを伺っています。
カバー写真:ゲストのときまりちゃんと中根さんのツーショット。かわいい...!今回のizuizuからのお題は「北海道」です。
まず、土岐さんのフロントエンド・エンジニアとしてのお仕事の内容、サイバーエージェント社内でのアクセシビリティーの啓発活動について簡単にご紹介いただいています。
次に、土岐さんも開発に関わって先月リリースされた新機能、「こえのブログ」について詳しく伺っています。
続いて、1月13日に開催された「次世代Webカンファレンス」の中で土岐さんがセッション・オーナーを務められたアクセシビリティーのセッションについて、そしてそれに関連してメディアの代替情報の「主観」と「客観」ということについて話しています。さらに話題は転回して、広告とアクセシビリティーについてもあれこれ話しています。
そして、製品開発におけるユーザー・テストについて伺っています。
最後に、3月8日に開催が予定されているイベント、「CA11Y #1 〜アクセシビリティはじめて物語〜」をご紹介いただいています。このイベント、収録時に残席わずかという状況で、現在は定員に達してしまっていますが、興味がある方はぜひキャンセル待ち登録をしていただきたいということです。
tokimariri: 土岐 真里奈 (とき まりな) さん
株式会社サイバーエージェント フロントエンドエンジニア。
大学でデザインを学び、入社後フロントエンドエンジニアとしてメディアサービスの開発に従事。社内でアクセシビリティ勉強会を始めたことをきっかけに、アクセシビリティ啓発&改善活動をはじめる。
久しぶりにSkypeではないインタビューをしましたが、やはりオフラインの方がやりやすい点も多いなあと思いました。それはそうと、今や僕はサービス提供事業者に関わっているという立場もあって、今回のインタビューは自然とそういう視点での話にもなり、個人的にはすごく勉強になりました。サービス提供事業者のエンジニアの横のつながりを強化していけると良いなと思いました。 (中根 雅文)
ときまりちゃんかわいい、かわいいときまりちゃん。中根さんとのお話を聞きながら、いろいろ素敵だなぁって改めて思いました。いつもご挨拶ぐらいしかできてないから、今度ゆっくりお話をしたいです!!! (山本 和泉)
収録日に都合がつかなかったのが非常に悔やまれる、とても興味深い内容のインタビューでした。個人的には、ユーザーテストをどんなふうにやっているのかとか、一度ゆっくりお話を聞いてみたいです。中根さんがとても楽しそうだったので、次はワタクシの番だ! (植木 真)
今回は、先日開催したAccSell Meetup 014を振り返って、イベントの内容やUDトークの活用について話しています。
カバー写真:AccSell Meetupで中根のデモの手元とリアルタイム字幕がスクリーンに。これがUDトーク の画面すごい。今回のizuizuからのお題は、「2018年、19年の電話について」です。植木の前世紀の思い出話も合わせてお楽しみください。
『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』と題して1月19日に開催したAccSell Meetup 014について、まず簡単に内容を紹介しています。
そして、今回初めて挑戦したUDトークを活用したリアルタイムの字幕提供について詳しく話しています。 事前準備、会場での運用、実際に使ってみての感想など、お聞きください。
UDトークいつも見てるだけだったけど、はじめて管理画面に入ってみたり、編集作業をしてみたけど、画面とか作業でとまどうことが少なかったのがすごいなぁ。。。って思いました。あと、UDトークで気になることがあったときに、UDトークの青木さんが「それできますよ」って何度も言っているのも相変わらずすごかったなぁ。とりあえずUDトークおすすめすぎます。 (山本 和泉)
UDトーク、すごかった、よかった、コレはいい! というわけで、初のトライでしたが、青木さんにサポートしていただいたおかげで、バッチリでした。今後のセミナーでも、コレをデフォルトとすべく、経験と場数を踏んでいきたいと思っております。そういえば、青木さんが「スマイリンガル」という新しいアプリもリリースしたみたいですよ! (植木 真)
今回は僕はしゃべってばかりでUDトークの運用という部分については青木さんをはじめとする皆さんに任せっぱなしだったので、自分自身でどれだけ運用できるのかというのがよく分からないのですが、いずれ機会を見つけて挑戦して、そして僕のプレゼンテーションは誰にも頼まれてないのにデフォルトで字幕付きにする、なんてことを目指してみようかなと思いました。 (中根 雅文)
今回はAccSell瓦版で、いわゆる安全色に関するJIS企画の改正、本の内容を手話にするStorySign、ビヨンセのサイトに関する提訴について話しています。また、今週末開催のAccSell Meetup 014のご案内もしています。
カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー今回のizuizuからのお題は、「正月の過ごし方」です。
最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。
一般色覚者にはほぼ分からない“小さくて大きな違い” JIS改訂で「日本社会における色のルール」はどう変わったのかを紹介しています。記事の中にある赤色の使い方だけでなく、テキストを強調するときのマークアップについて中根さんからスクリーンリーダーでの読み上げのことなどを聞きました。
ファーウェイのStorySignの紹介記事を取り上げて、手話と音声言語の読みの獲得について話しています。
ビヨンセのサイトが提訴された背景を解説するYahoo!ニュースの記事を紹介して、2019年の年明け早々にアメリカから入ってきたニュースについて話しています。
そして最後に、いよいよ今週末、1月19日に開催が迫ったAccSell Meetup 014『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』のご案内をしています。ぜひ以下のお知らせページをご覧いただき、ご参加ください。
あけましておめでとうございます。2019年はダイレクトに商売につながっている小さめのウェブサイトを運営している中小企業や個人商店さんにウェブアクセシビリティを伝えていくのに力を入れていこうと思っています。やってやるぜぃ。 (山本 和泉)
新年明けましておめでとうございます。今年は、僕にとってはいろいろと変化の年になりそうです。健康第一でがんばってみようと思っています。ことしもAccSellをよろしくお願いします。 (中根 雅文)
あけましておめでとうございます。ここ数年の勢いをしっかりと追い風にすべく、2019年もWebアクセシビリティ確保の基本の「キ」を全国各地でコツコツと伝えていきます。今年もヨロシクお願いいたしますっ! (植木 真)
今回は年末恒例、太田 良典さんをゲストにお迎えして2018年のアクセシビリティー関連の話題を振り返っています。そして最後に、2019年1月19日開催予定の、AccSell Meetup 014についてお知らせしています。
カバー画像:2018→2019も太田さんと一緒にアクセシビリティあれこれ(どれ?)をドーンと。今回のizuizuからのお題は、「クリスマスの鶏」です。
毎年、年末にお送りするポッドキャストでは恒例になっていますが、今年も太田 良典さんに参加していただいて、この1年のアクセシビリティー関連の話題を振り返っています。
以下のような話題を取り上げています:
そして、出演者4名がそれぞれ、2019年へ向けて一言ずつ話しています。
最後に、2019年1月19日 (土) に都内で開催を予定しているAccSell Meetup 014『おしえて!iOS VoiceOver 2019新春ver.』について紹介しています。
太田 良典 (おおた よしのり) さん
弁護士ドットコム株式会社 エキスパートエンジニア
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 翻訳作業部会主査
HTML仕様の翻訳や解説といった個人活動をしながら、2001年よりビジネス・アーキテクツで大規模企業サイトの制作や管理に従事。 Web技術の分野で幅広い専門性を持ち、セキュリティ分野においては「第二回IPA賞(情報セキュリティ部門)」を受賞。 アクセシビリティ分野では、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員として活動している。 2017年12月より、アクセシビリティエンジニアとして弁護士ドットコムに所属。 著書(共著)に「デザイニングWebアクセシビリティ」など。
こうして振り返ってみると、2018年もいろいろなトピックスがありましたね。そして、ここ数年で明らかにアクセシビリティ熱はあちらこちらで高まってきているけど、全体から見ればそれはまだまだほんのひと握りであって、まだまだ大多数には知られていないという現実も目の当たりにしてきたりして...。とはいえ、ここ最近の勢いがしっかりとした追い風になるように、2019年も基本の「キ」を広くしっかりと伝えていきます! (植木 真)
今年はいままで以上にアクセシビリティの話題を「アクセシビリティ界隈(どこ)以外」で聞くことができたのがとても印象的でした。アクセシビリティビギナーの案内役(自称)として、私自身ももっともっと勉強していかないとなぁ、、、と改めて思ったしやっていきたいので、今年できなかったゆるふわ勉強会を来年はもっとやっていきたいので一緒にやってください。 (山本 和泉)
今年のAccSellにとって、メール・マガジンを休刊する決断をしたというのが大きな出来事でした。 (正確には、僕にとって、ですが。) AccSellを始めてから6年が経って、アクセシビリティーに関する情報も、求められているものや求める人が変わってきているような気がしている、そんなこともこの決断に至った理由の1つです。2019年も、AccSellがどうあるべきか、考えながら進んでいきますので、よろしくお願いします。
良い新年をお迎えください。
(中根 雅文)
今回はAccSell瓦版で、いらすとやの素材と色覚障害、サイトワールド2018、そしてアドベント・カレンダーについて取り上げています。また、2019年1月19日に開催予定の次回AccSell Meetupについても紹介しています。
カバー写真:ポッドキャスト内で紹介した3つの記事のキャプチャー今回のizuizuからのお題は「バッテリー」です。
最近AccSellの3人が気になったアクセシビリティーに関連する話題について話す「AccSell瓦版」、以下の話題を取り上げています。
CUD(カラーユニバーサルデザイン)な視点で「いらすとや」のイラストを調べてみたブログ記事を紹介しています。ウェブやIT界隈でネタにされまくりの「いらすとや」さんのイラストは、実はかなり考えられまくっていた話にかなり衝撃をうけました。
毎年11月1日から3日にかけて東京で開催される資格障碍者向け総合イベント「サイトワールド」で、今年も取材をしました。 その中でも特に興味深かった展示について紹介しています。
日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) が配信する全18回のポッドキャストの中で、今回取り上げているのは以下の2本です:
早いもので、2018年も12月。平成最後の12月。12月といえば、すっかり定着した感のあるアドベントカレンダー。「Webアクセシビリティ」と「Webじゃないアクセシビリティ」、どちらも読みごたえのあるエントリーが続いています。そして、英語の勉強も兼ねて、「24 Accessibility」もチェックしてみてはどうでしょうか?
どこに行ってもクリスマスソングが流れていて、否応なしににクリスマス感を味わうことができています。年末に突入しいつもよりもなんだか慌ただしい感じもするので、お互い体に気をつけつつ過ごせるようにしたいですね!!! (山本 和泉)
というわけで、今回ご紹介した「オーカムマイアイ」、かなり興味深い製品です。ここで飛びついておくべきか、もう何年か後にもっと高性能だったり安かったりする類似品が登場することに期待して待つべきか、かなり悩ましい感じです。 (中根 雅文)
さあ、今年もまた年末、そして年度末というダブルの大きなシメがやってきます。おかげさまで、年度末が納期のお仕事もいつもより早めに入ってきてますが、気分よく除夜の鐘を突くことができるように、しっかりスケジュールを管理していきます。みんなも風邪には気をつけてね! (植木 真)
今回は青木 秀仁さんをゲストにお迎えして、Code for Nerimaの取り組みやUDトークについて伺いながら情報保障のことなどについても話しています。
カバー写真:ゲストの青木さんが主宰するCode for Nerimaの定例会の写真。もちろんUDトークがー!今回のizuizuからのお題は「ファストフード」です。
まずは、UDトークの開発者である青木さんに、UDトークについて、そしてUDトーク開発の経緯などをお話しいただいています。
関連して情報保障についてもあれこれ話しています。
そして、青木さんが「アクセシブル」や「インクルーシブ」の実践の場として取り組みを進めておられるというCode for Nerimaについて紹介していただいています。
ポッドキャストの最後の方で言及されていた今回のポッドキャストのテキスト版ですが、青木さんがUDトークでテキスト化したものを編集してくださったものがあります。
音声の長さの1.5倍くらいの時間で、UDトークによる認識と編集ができたということでした。
また、このテキストを基にして、久しぶりにYouTube配信分にははリアルタイムのキャプションを付ける予定です。
青木 秀仁 (あおき ひでひと) さん
一般社団法人Code for Nerima代表理事、UDトーク開発者。
聴覚障害者との出会いから自身のコミュニケーションスキル不足をテクノロジーで補えないかと考え、UDトークの開発に着手。現在は東京都練馬区でITを活用して地域課題を解決するシビックテックの活動に注力している。
音声エンジンを問わず、最近は本当に音声認識の精度が上がってきて、いよいよUDトークのような仕組みを本格的に活用できる時代になってきたなという気がしています。今回のお話しを伺っていて、無料で高精度の音声認識エンジンを使えることでユーザーが増え、その結果音声認識エンジンの学習のために使えるデータが増加してさらに精度が上がる、そしてその結果ユーザーが増えて……、という好循環が起こっているのかなと思いました。これがもし、お金を払った人しか音声認識エンジンを使っていない、という状況だったとしたら、こんな急速な進化はしなかったのかも知れません。「安かろう悪かろう」というのとは正反対のことが起こっている、なんだか面白いことになっているなあと独り感心してしまいました。 (中根 雅文)
「筆談ホステス」という本を書いた女性が東京の区議会選挙で当選したときに、議会で「UDトーク」を使っている様子がテレビなどで紹介されて以来、セミナーや研修などでアプリを紹介してきました。これまでセミナーでは聴覚に障害のある方に対する情報保障が十分できない制約にジレンマを抱き続けてきたのですが、9月に開催したセミナーで「UDトーク」を試したらすごくイケてました。これからはみんなでしっかり活用していきましょう! それにしても、青木さんのトークが軽妙で、ずっと聞き入ってしまった。次の機会を楽しみにしています!! (植木 真)
今年の5月にあった「アクセシビリティの祭典」で、はじめてUDトークを見たときの衝撃がいまも忘れられません。前でしゃべった内容がそのまま文字でスクリーンに出るってめっちゃ未来!!!チョー未来!って。あの感動をあなたにもわけてあげたい(昭和感) (山本 和泉)
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