【記事#14】
土門Q太郎です。
本作品に関しては、自分の今後の人生の方向性について、悩んでいた時期に、クリント・イーストウッドにヒントを貰いたいと神に縋るような気持ちで観た映画であります。
結果は、時間はお金で買えない…家族との時間の大切さなど、優先順位の再認識される作品となりました。
数多くの映画ブログやネットラジオなどで、既にストーリーの良さやイーストウッド演出について語られていると思うので、自分の好きだったシーンを書いてみました。
〓️アール(タタ)が、徐々に若者や組織に受け入れられる。
最初の運び屋としての業務スタート時、あの倉庫で出会った若者ギャング達との関係性。
最初は、こんなジジイに何ができるんだ?と意気がる若者ギャング達が、淡々と仕事をこなすアールに心を開いていくシーン。
アールが、他のギャングとある件で質問された際、若者ギャング達を庇うかのように、ワザと知らないフリをするシーンに胸が熱くなった。
そして、徐々に追い込まれたアールが、あの倉庫に戻った時に、若者ギャング達と交わす日常的な会話も良い!
〓️カルテルの大ボスのアンディ・ガルシア!との関係性(字幕で友情出演と見た気がする)
アンディ・ガルシアがいるだけで一安心。アールの運び屋としての能力だけでなく、人柄や割り切った思考力が大ボスとマッチしていた感・ボスとして信頼できる人間が身近にいない孤独感も出ていて、とても胸熱いだった!
〓️タイッサ・ファーミガが、とにかく可愛い孫娘だった!
映画『死霊館のシスター』や、『ファイナル・ガール 惨劇のシナリオ』など、ラジオでも語ったことがある作品にも出演し、本作品では、アールにとっても家族信頼指数のバロメーターの役割でもあった孫娘!
色気というよりも吸い寄せられるような美しさんに癒された!
〓️90歳の老人が大金を手にしたら何をするか?
一番の好奇心というか、アールの行動一つ一つがとても興味深かった。
居場所作り・居場所を守る為、お金を使っていくアール。
困っている人がいたら、助ける。
生に固執していない為、ギャング達の脅しに屈しない。
女性は大好き。
早い段階で車を買い換えた時は、大丈夫かな?ボロの方が目立たないんじゃないの?と心配したり。
当然のことながら、行動一つ一つがアールの人生であり、物語の伏線にもなっている。※実話だし、当たり前なんだけど
●総評として、本作品は、救いのある何故だか、楽しい映画だった!!
※漫画を例えに出すならば、漫画『アカギ』や『天』に登場する死を恐れないアカギの生き様、死に様に似ていて、鑑賞中は、随時、心地良かった!
ってなワケで今回の雑記は以上でございます。
それでは、したっけ!
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