本の虫のススメ

本の虫のススメ

本を偏愛する生物学者の椿と書店員のさとぅ(のりこ)がお届けする、読書にまつわるあれやこれやを縦横無尽にしゃべりまくるインターネットラジオ、通称「本むス」です。 本好きの方もそうでない方も、本好き二人のゆるいトークをお楽しみください。 番組で紹介した本はTwitterで紹介しています。 Twitter→@honnomushi_ssm #本むス でぜひ感想をつぶやいてください! お便り、感想などはこちら →https://onl.tw/2yxZgaC →[email protected] 椿が書いた本→ 「カイメン すてきなスカスカ」 https://onl.bz/LYaGVhd

  • 28 minutes 22 seconds
    Ep.141 獰猛な想像力。とにかく読んでほしい本

    今回は系統こそ違うものの、ある共通点を持つ2冊の小説をそれぞれが紹介します。獰猛な想像力に殴られるような衝撃を受ける本、涙なしには読めない本。ぜひ読んでほしいです。



    【紹介した本】

    ・ベンハミン・ラバトゥッツ(著)松本健二(訳)「恐るべき緑」白水社
    ・レベッカ・ブラウン(著)柴田元幸(訳)「体の贈り物」twililight


    【よりぬき】

    ・科学分野の司馬遼太郎みたいな本
    ・獰猛な想像力と滲み出るユーモア
    ・良さが言語化しにくい本
    ・衝撃的な内容は描き方が難しい・フランケンシュタインは色あせない名著


    7 November 2025, 8:00 am
  • 32 minutes 42 seconds
    Ep.140 意外?推し・読書へのスタンス

    推しへの向き合い方について、つばきさんのスタンスが意外なことを話したり、ハロウィンから冬への児童書売り場の転換について話したり、夜逃げ書房に置くレジ台に出会った話など。今回は本以外の話を中心に。

    【よりぬき】

    ・推しへのしっとりした愛
    ・秋から冬の児童書売り場
    ・思わぬ家具との出会い
    ・開店する本屋さんについて
    ・本が読めないくらい心がざわついた時は?

    31 October 2025, 8:00 am
  • 22 minutes 50 seconds
    Ep.139 究極のジェネレーションギャップ!大正時代の悩み相談

    大正時代の身の上話について書かれた本、100年間の悩み相談についてその変遷が分かる本の2冊を取り上げて、時代とともに変わる価値観、反対に人間という存在の変わらなさについて語っています。


    【紹介した本】

    ・カタログハウス (編)「大正時代の身の上相談 」ちくま文庫


    ・読売新聞生活部 (著)「きょうも誰かが悩んでる 「人生案内」100年分」中央公論新社


    【よりぬき】

    ・今も昔も悩みは変わらない
    ・二重のジェネレーションギャップを味わえる本
    ・時代による価値観の大きな差
    ・文字をどのように認知する?
    ・書かれていない空白をどのように読む?

    24 October 2025, 8:00 am
  • 24 minutes 24 seconds
    Ep.138 出会いの中で「本屋を作る」本

    つばきとさとぅは本屋を始めることにしました!どんな本屋を作っていこうと悩みながら、二人が手に取った本2冊を紹介します。本と人と本屋は出会い。これからどうなっていくか楽しみです。


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    【紹介した本】

    ・津原泰水(著)「綺譚集」集英社

    ・中岡祐介「本屋・生活綴方のつづりかた #0」生活綴方出版部(ZINE )

    ・中岡祐介「本屋・生活綴方のつづりかた #1」生活綴方出版部(ZINE )

    ・辻山良雄「本屋、はじめました 増補版 新刊書店Titleの冒険」(ちくま文庫)


    【よりぬき】

    ・本屋さんをやるよ

    ・投げ銭でサポートできる仕組みを作りました!

    ・古本屋でパッと手に取った本があの本でした

    ・本屋立て直しについてのZINE

    ・本屋運営について書かれた好対照な2冊

    17 October 2025, 8:00 am
  • 34 minutes 52 seconds
    Ep.137 夜逃げ旅のススメ。当たり前を壊してくれる本

    今回は一冊の本を二人で熱くご紹介。新しい視点をもらってホッとする本です。そして、つばきとさとぅは本屋さんをオープンすることになりました。その本屋の名前が決まった話もしているので、ぜひ聴いてみてね。


    【紹介した本】

    ・白石あづさ(著)「逃げ続けたら世界一周していました」岩波書店


    【よりぬき】

    ・つばきさんと遠く縁のある本が出たよ

    ・ちっともキラキラしていない世界旅行

    ・いやなことから逃げ続けた先に見えたこと

    ・逃げることは悪いこととは限らない

    ・本屋さんの名前は〇〇!

    ・生成AI、どう使ってる?

    10 October 2025, 8:00 am
  • 22 minutes 30 seconds
    Ep.136 【重大発表アリ!!】大正レトロの世界

    大正ロマンを感じるすてきな展覧会に行ったら、すてきな本に出会ってしまった!今回はそんなお話と、本むスからの重大発表があります。どうぞお楽しみに♪


    【紹介した展覧会】

    大正イマジュリィの世界 SOMPO美術館

    https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2024/taisho-imagerie/


    【紹介した本】

    ・「大正イマジュリィの世界」(図録)

    ・谷崎潤一郎 (著), 水島爾保布 (画)「人魚の嘆き・魔術師【美装復刻版】」春陽堂書店

    ・カーク・ウォレス・ジョンソン 著 「大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件」矢野真千子訳 化学同人

    3 October 2025, 8:00 am
  • 34 minutes 18 seconds
    Ep.135 将来が見えずさびしい時にオススメしたい本

    今回は、いただいたお便りに答える形で「将来が見えなくてさびしい時に読みたい本」について、それぞれ2冊ずつご紹介します。つばきはノンフィクション、さとぅは小説、と2人ならではの選書をお楽しみください。


    【紹介した本】

    ・高野秀行(著)「語学の天才まで1億光年」集英社インターナショナル
    ・レーモン・クノー (著)生田耕作(訳)「地下鉄のザジ 新版」中公文庫
    ・アン・モロウ・リンドバーグ (著)吉田健一(訳)「海からの贈物 」新潮文庫
    ・吉田篤弘 (著)「それからはス-プのことばかり考えて暮らした」中公文庫



    【よりぬき】

    ・初生雛鑑別師って??
    ・語学はあたらしい世界を開いてくれる扉
    ・こんな生き方もありだと思わせてくれる本
    ・70年前に書かれたとは思えない普遍性
    ・隣町に本当にいそうな人物を描いた小説

    26 September 2025, 8:00 am
  • 26 minutes 57 seconds
    Ep.134 秋の味覚!きのこと人の関わりについて書かれた本

    きのこが美味しい季節が来ました。
    衝撃的な出来事をきっかけにして、キノコの世界に出会った作者の本。そして、魅惑的なきのこと人との関わりについて書かれた本の2冊について紹介しています。



    【紹介した本】

    ・ロン・リット・ウーン (著)枇谷玲子(訳)中村冬美(訳)「きのこのなぐさめ」みすず書房
    ・サンドラ・ローレンス(著)吹春俊光(監修)堀口容子(訳)「魔女の森 不思議なきのこ事典」グラフィック社


    【紹介した映画】
    劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ
    https://starishtours.utapri-movie.com/



    【よりぬき】

    ・なぜ「きのこのなぐさめ」というタイトルか
    ・まつたけは靴下のにおい?!
    ・ビジュアルも素敵なきのこ事典
    ・人間ときのこの関係について書かれた本
    ・読書はいつから始めてもいい!

    19 September 2025, 8:00 am
  • 24 minutes 40 seconds
    Ep.133 新種の妖怪がたっぷり!残暑を吹き飛ばしてくれる本

    今回紹介するのは、まだまだ暑さの残る9月に読むのに合う本!おどろおどろしくはない、どこかチャーミングな 化け物、妖怪たちを描いた本を紹介します。


    【紹介した本】

    ・藤瑞木(編集)京極夏彦(序文)「筑前化物絵巻」河出書房新社


    【紹介した場所】

    泊まれる本屋 まるとしかく

    https://marutoshikaku.jp/


    【よりぬき】

    ・「開運!なんでも鑑定団」で紹介された妖怪絵巻

    ・日本の妖怪はどこかチャーミングな存在

    ・「だからどした?」が満載の奇譚集

    ・さとぅが立ち上げに関わった書店「まるとしかく」

    12 September 2025, 8:00 am
  • 32 minutes 48 seconds
    Ep.132 宝箱のよう!横浜のすてきな本屋めぐり

    つばきとさとぅが、作家・エッセイストの済東鉄腸さんと横浜市内で本屋めぐりをしました。今回はすてきな本屋さんとの出会いについて、買った本を紹介しながらお話しています。


    【紹介した本】

    ・王谷晶(著)「ババヤガの夜」河出文庫

    ・アモリナ・キングドン(著)小坂恵理(訳)「魚の耳で海を聴く 海洋生物音響学の世界歌うアンコウから、シャチの方言、海中騒音まで」築地書館

    ・橋本倫史(編集)「2024年の本部町営市場」トゥーヴァージンズ

    ・ジョイス(著)安藤一郎(訳)「ダブリン市民 改版」新潮文庫

    ・栗田貞多男(著)藤岡知夫(監修)「ゼフィルスの森 普及版 日本の森とZephyrusミドリシジミ族」クレオ


    【紹介したZINE】

    ・青木直哉「ジャグラーの冒険 中国・大理編」生活綴方出版部https://tsudurikata.life/goods/td2504192/

    ・天野潤平「一月二十一日、」生活綴方出版部https://tsudurikata.life/goods/10469/


    【紹介した本屋】

    ・本屋・生活綴方https://tsudurikata.life/

    ・石堂書店https://books-ishidoh.com/ 

    ・書店(など)制作記#27(note記事) bookpond https://note.com/mk0512/n/n76120e049d72?sub_rt=share_b

    ・古本屋 Tweed Bookshttps://www.tweedbooks.com/

    5 September 2025, 8:00 am
  • 57 minutes 27 seconds
    Ep.131 「ススメ!有孔蟲」と初コラボ!研究者の読んでいる本って?

    初のコラボ!
    科学探求おしゃべり番組「ススメ!有孔蟲」より、豊福さんと長井さんがゲストとして来ていただきました。
    「ススメ!有孔蟲」にはつばきさんも参加しているので、コラボというよりミックスといった方がいいのかも。
    今回はJAMSTECに訪問して、豊福さんと長井さんの愛読書についてお聞きしています。お二人のお人柄が垣間見える、四人の和気あいあいとしたトークをお楽しみあれ!



    【コラボしたPodcast】
    科学探求おしゃべり番組「ススメ!有孔蟲」
    https://open.spotify.com/show/27sdZpDhq80ihlCyUyNeqd


    【紹介した本】
    ・コンラート・ローレンツ (著)日高敏隆(訳)「ソロモンの指環 動物行動学入門」早川書房
    ・エルンスト・マイア (著)八杉貞雄(訳)松田学(訳)「これが生物学だ: マイアから21世紀の生物学者へ」シュプリンガー・フェアラーク東京
    ・村上春樹(著)「風の歌を聞け」講談社文庫
    ・村上春樹(著)「ノルウェイの森」講談社文庫
    ・兵庫県理科研究会「兵庫の理科ものがたり」
    ・「少年朝日年鑑」朝日新聞社
    ・「マイボックス 〈学習と生活〉情報百科」三省堂
    ・星新一 (著)「ボッコちゃん」新潮文庫
    ・漆原友紀 (著)「蟲師」講談社
    ・緑川ゆき(著)「夏目友人帳」白泉社



    【よりぬき】

    ・JAMSTEC (海洋研究開発機構)で収録した番外編をお届け!
    ・生き物の生態を研究した人の古典的なノンフィクション
    ・怒りは研究において大事な要素
    ・小説より年鑑や図鑑を友にしていた
    ・つばきさんが長井さんに借りた漫画がさとぅに
    ・長井さんは蟲師になろうとしている?
    ・電子書籍時代の漫画の貸し借りはどうしてる?

    29 August 2025, 8:00 am
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