- 43 minutes 18 seconds#280(s29-22)レイ・クロック登場〜マクドナルドというイノベーションⅡ〜
ある日突然、一度に何杯ものミルクシェイクを作れる機械がまとめて8台売れた-
1954年、カリフォルニアの一店舗から届いたこの異例の注文が、シカゴでマルチミキサーを売り歩いていた一人の男の運命を変えた。
男の名は「レイモンド・アルバート・クロック」
マクドナルド創業史シリーズ第3回は、マクドナルド兄弟の物語をいったん離れ、のちに彼らの店を全米へ広げることになるこの男の来歴をたどる。
学校嫌いの少年は、なぜサンバーナディーノまで足を運ぶことになったのか・・・
0:00 右と左、どっちがいい?
10:03レイ・クロックの人物紹介・生い立ち
15:50 就職とセールスマンとしての才覚
21:16 ミルクシェイクブームとマルチミキサーとの出会い
31:52 業界縮小と新たな販路開拓
37:17 マクドナルド兄弟との運命の出会いとフランチャイズ契約
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22 August 2026, 10:04 am - 51 minutes 18 seconds#279(s29-21)マクドナルド兄弟の大改革〜マクドナルドというイノベーション2〜
ハンバーガーとポテトだけ。食器もなし。接客係も全員クビ。1948年、カリフォルニアの片田舎で兄弟が下したこの「引き算」の決断が、のちに世界中の食風景を塗り替えることになります。今回はマクドナルド創業史の第一幕、まだ「レイ・クロック」が現れる前の、二人の兄弟だけの物語。
0:00 前回の続き〜アーケーディア時代の振り返り
0:57 サンバーナディーノ移転と新業態の模索
5:54 ドライブイン業態の確立と繁栄
16:46 経営課題の顕在化と1948年の大改革
34:22 スピーディーサービスシステムの確立と普及
41:27 マクドナルドの革新性と現代への接続
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15 August 2026, 2:28 am - 42 minutes 30 seconds#278(s29-20)マクドナルド誕生前夜〜マクドナルドというイノベーション〜
「McDonald's」という苗字は、実は「マクドナルドさんちの」という意味だった——。世界2万店舗を超える巨大チェーンの創業者は、アイルランド移民三代目の兄弟でした。父は靴工場で40年勤め上げるも、大恐慌で無情の解雇。労働で人生を積み上げても報われないと悟った兄弟は、システムに従う側から作る側へ回ることを決意します。飛び込んだのは映画産業、そして次に始めたのはまさかのホットドッグスタンド。車社会の到来を見抜き、ルート66沿い、競馬場の隣という「人が集まる場所」を選び抜く商売勘。まだハンバーガーは影も形もありません。今日知るマクドナルドの姿にたどり着くまでの、知られざる原点の物語です。
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14 July 2026, 7:04 am - 49 minutes 50 seconds#277(s29-19)ハンバーガーを復権せよ②〜フランチャイズの歴史〜
ハンバーガーを全米へ普及させた鍵、それは「フランチャイズ」という仕組みの進化にあった。フランチャイズの語源は「自由」を意味するフランク族に由来するが、外食産業においては逆に「確一化と統治」のためのシステムへと姿を変えていく。ミシンの分割払い、コカ・コーラの原液供給、美容室の教育パッケージなど、様々な業種が築いたノウハウをホワイトキャッスルが「同一の店舗・味・手順」というOSとして統合。このシステムがマクドナルドらによって完成され、職人の技をマニュアルや機械へ置き換えたことで、戦後のアメリカに「どこでも同じ味が楽しめる」ハンバーガー革命が巻き起こっていく。
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フランチャイズ/フランク族/自由特権/商標ライセンス型/ビジネスフォーマット型/シンガーミシン/分割払い/マーサ・マチルダ・ハーパー/美容サロン/コカ・コーラ/ボトリング権/原液/ホワイトキャッスル/外食のOS/統治/A&W/ルートビア/禁酒法/ハワード・ジョンソン/ロードサイド型/機械化/再現性/ケンタッキーフライドチキン/カーネル・サンダース/レシピの権利化/マクドナルド/レイ・クロック/確一化/外食の工場化
29 May 2026, 5:39 am - 1 hour 6 minutes#276(s29-18)ハンバーガーを復権せよ①〜ホワイトキャッスル大革命〜
毒薬とも言える食肉加工工場の事件から10年経った1916年。ハンバーガーの美味しさを世に広めるべく、料理人ウォルトアンダーソンはアメリカのカンザス州ウィチタで小さな四角いハンバーガーの販売を始める。健全で衛生的なハンバーガーを理解してもらうために肉の配達は1日2回以上。ミンチの工程もお客さんから見えるようにし、店内も清潔感あるものに改装。4年間で4店舗まで順調に拡大する。そこで登場した地元の名士、ビリーイングラムが出資、共同経営者となりホワイトキャッスルとしてチェーン展開をなんと直営店で行っていくが・・・。チェーン展開のファーストペンギンから基礎となり、初のテイクアウト、そしてその飛躍を支えたアメリカ黄金期ともいえる1920年ごろの社会情勢まで一気にお伝えします。
ホワイトキャッスル/ホワイトタワー/ウィスコンシン州/カンザス州/模倣/裁判/富の50%/第一次世界大戦/戦後需要/衛生環境/食品衛生/テイクアウトキャンペーン/白い城/ブランド化/オペレーションマニュアル/フランチャイズ/FC
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10 May 2026, 6:06 pm - 46 minutes 16 seconds#275(s29-17)ハンバーガー大ピンチ〜アメリカの食の安全信頼への道2〜
【視聴注意】※食事中などには聴かないことをオススメします。
1906年に出版された小説『ジャングル』が暴いた、アメリカ、シカゴの食肉加工工場の凄惨な実態を細かく解説。ネズミの死骸や有害な化学物質が混入した挽き肉の実態に市民の怒りが爆発し、肉の出荷が激減したという。ミルクのシリーズ「白い毒薬」でも出てきた劣悪な環境を更に上回る、食の歴史の中でも類を見ない現場を見ていく。
▼小説「ジャングル」
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アプトン・シンクレア/小説『ジャングル』/劣悪な労働環境/食肉加工工場/シカゴ/ユニオン・ストックヤーズ/有害な化学物質/白い毒薬/セオドア・ルーズベルト/純正食品薬事法/信頼の担保の移行/政府と法律への信頼/ヘンリー・フォード/解体ライン/流れ作業/大量生産システム/自動車社会/ホワイトキャッスル/ハンバーガーチェーン
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1 May 2026, 2:02 am - 40 minutes#274(s29-16)ハンバーガー大ピンチ〜アメリカの食の安全信頼への道1〜
1906年アメリカ。出版された小説『ジャングル』により、食肉加工場の凄惨な実態が暴露され、ハンバーガーショップは最大の危機を迎える。悪徳業者が作る挽き肉には内臓や皮、挙句にはネズミや、発色剤として有害なホウ酸まで混入されている実態が判明し、消費者への信頼は失墜。ハンバーガーは「放置されたゴミ箱から取り出した様な食べ物」とまで罵られるように。この危機が、後のFDAの元となる法律の制定や、ハインツによる透明瓶ケチャップの普及を促していく。さらに自動車の普及により、移動式のランチワゴンが店舗型の「ダイナー」へ。食の信頼をシステムが担保する新時代が始まっていく。
アプトン・シンクレア Upton Sinclair / 小説『ジャングル(The Jungle)』 / 劣悪な衛生環境 / 純正食品薬事法 / FDA / ランチワゴン / 食の信頼 / T型フォード / 寿司の歴史との共通点
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11 April 2026, 1:59 pm - 36 minutes 19 seconds#273(s29-15)働く人にオススメの食事〜アメリカの躍進を支えた食〜
19世紀後半、電気の発明により24時間稼働を始めたアメリカの工場。そこで働く労働者の胃袋を満たしたのが、手押し車から始まった「パイオニアワゴン」だった。当初は冷たいサンドイッチが主流だったが、やがて屋台にガスグリルが搭載され、目の前で肉を焼くスタイルへと進化。これは安価な肉への不信感や混ぜ物への不安を払拭し、「焼きたての安心」を提供する画期的な発明であった。かつて貴族の嗜みであったサンドイッチが、過酷な労働環境の中で「熱々のハンバーガー」へと独自の変化を遂げ、アメリカの躍進を支える食となっていく。
工業化/労働者/12〜14時間労働/デリカテッセン/夜勤/ウォルタースコット/ルーエル・B・ジョーンズ/サムジョーンズ/パイオニアワゴン/ナイトワゴン/ドッグワゴン/ガスグリル/焼きたて/安心感/ホットドッグ/犬の肉の噂/ハンバーグステーキサンドイッチ/ハンバーガー自然発生説
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15 March 2026, 2:47 pm - 46 minutes 4 seconds#272(s29-14)働く人にオススメの食事〜労働者の食生活〜
9世紀後半のアメリカ。工業化により「職住分離」が進み、労働者の食生活は激変。イギリス流の重い朝食を摂りながら、工場のストレスや不衛生な環境、砂糖など(エンプティカロリー)の過剰摂取により、国民の多くが深刻な消化不良という「国民病」に陥る。さらに驚くべきことに、栄養不足や歯磨き習慣の欠如から、当時の労働者の歯は平均4本しか残っていなかった。この「噛めない社会」こそが、肉をミンチにして柔らかく焼く「ソールズベリー・ステーキ」を生む土壌となる。健康食として推奨されたこの料理は、後のハンバーガーへと繋がる食の歴史の大きな転換点となった。
【配信が間に合わなかったのでシンポジウムこっそり割引リンク】
▼ガストロノミーシンポジウム掛川2026
https://kakegawa-gastronomy.studio.site/
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4 February 2026, 5:04 am - 41 minutes 57 seconds#271(s29-13)憧れのイギリス料理サンドウィッチの始まり〜New Style Sandwich〜
イギリスから海を渡り、アメリカで「魔改造」されたサンドイッチの物語。かつてイギリス貴族が嗜んだ繊細な一口サイズは、産業革命期のアメリカで、空腹の労働者を支える「巨大で温かい」料理へと変貌を遂げていく・・。
▼ガストロノミーシンポジウム掛川2026
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8 January 2026, 11:27 am - 32 minutes 1 second#270(s29-12)憧れのイギリス料理サンドウィッチの始まり〜サンドウィッチ伯爵の真実〜
地名から生まれ、貴族の「下品な作法の高級品」として悪名高き料理のお話。人々は第4代サンドウィッチ伯爵を賭博中毒者だと噂したが...
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10 December 2025, 4:29 pm - More Episodes? Get the App