大林寛(OVERKAST代表/ÉKRITS編集長)と中村将大(帝京平成大学 助教)がデザインの基礎課程をプロトタイピングするプロジェクト「デザインのよみかた」のポッドキャスト。ゲストを招いたトーク、デザイン名著とされる本の読み解き、デザイン講義の後日談など、デザインにまつわる他愛のない話を不定期でお届けします。 readdesign.jp
今回はいずれも言葉になる以前の「形」についてのフリートーク。造形から動きへと展開していくアーミン・ホフマンのデザイン教育の原風景と、谷崎潤一郎『陰翳礼讃』の光環境を能楽堂で検証した一日を振り返る。言語以前の身体感覚の往復に、デザイン教育の源流を見る。
前回に引き続き古賀稔章さんをゲストにお迎えして、『グラフィックデザインマニュアル』前後の系譜を整理していただきました。ディレクターと植字工が統合された職業のグラフィックデザイナーが、当時何を目指し、どのように現代へと継承されていったのか、くわしくお話を聞きました。
先日復刊されたアーミン・ホフマン『グラフィックデザインマニュアル』の翻訳を担当された古賀さんをゲストにお招きして話を聞きました。ホフマンの造形原理が持つ射程の広さ、対置の力学の現代性、教育思想の系譜について触れながら、半世紀を超えて読み継がれるモダンデザインの名著を読み解いています。
今回もフリートーク。まずは有名アーティストや文化人の訃報をきっかけに、ロックとプロレスの記憶を辿る話題からスタート。さらに大林が『ユリイカ』に寄稿した「佐藤雅彦主要著作解題」と、中村が胡桃堂喫茶店で開催している「連続講座『はじまりのデザイン学』」についての話をしました。
今回もフリートーク。生成AIチャットサービスとの対話で使う昭和プロンプトの話に始まり、ECサイトで詐欺に遭った話、ミケランジェロの時代のギリシャリバイバルから古着Tシャツの話まで。青山ブックセンター本店で開催した「『はじまりのデザイン学』のよみかた」の文字起こしテキストも公開したので、読んでみてください。
前回に引き続いて音楽の話題。実際にAIで生成した曲を聴きながら、制作とリスニングの境界が曖昧になっていく感覚の変化を振り返る。最後に胡桃堂喫茶店でおこなわれる『はじまりのデザイン学』の連続講座の告知。そして今回から、音楽生成AIでつくった新テーマ曲に変わりました。
今回は音楽の話。二人で四谷のジャズ喫茶「いーぐる」に行ったのをきっかけに、ジャズ喫茶文化と音楽生成AIについて話をしました。AI時代の青山二郎、そしてヴァージル・アブロー3%時代のクリエイティブについて。
中村の単著『はじまりのデザイン学』の出版記念企画。前回に引き続いて、ブックデザインを担当した古屋郁美さんをゲストにお招きしました。今回は『はじまりのデザイン学』の装丁と帯のデザインの話にはじまり、古屋さんがブックデザイナーを志したきっかけについてもお聞きしました。
中村の単著『はじまりのデザイン学』の出版記念企画。今回のゲストは、この書籍のブックデザインを担当した古屋郁美さんをゲストにお招きしました。中村の教え子でもある古屋さんが、どのように中村の声を解釈しながら本文組みをおこなったのか、そのプロセスを聞きました。
3月21日(金)に青山ブックセンター本店で開催された中村将大『はじまりのデザイン学』刊行記念トークイベント「『はじまりのデザイン学』のよみかた」にお越しいただいた方、どうもありがとうございました。今回の収録では、イベント当日の振り返りと、そこに至るまでの長い長い脱線、そしてその翌日におこなわれたタイポグラフィの秘密結社「印傳徒」についての話をしました。
前回に引き続き、中村の単著『はじまりのデザイン学』の編集を担当されたビー・エヌ・エヌ編集部の石井早耶香さんをゲストにお招きしました。ここ10年のデザイン書の変遷や、デザイン書の編集者としてのスタンス、出版社として『はじまりのデザイン学』をどんなポジションの書籍と考えているのかなどをお聞きしました。