「心の砂地」は音楽、漫画、映画、日常生活に潜む違和感などなど、様々な物事について探求し続ける教養バラエティ番組です。 毎週水曜日22時に新たなエピソードを配信中。#kokosuna 心の砂地 Twitter https://twitter.com/kokosuna ■話し手 シャークくん(91年生) https://twitter.com/lno_glK T-lad (94年生:明石市出身) https://twitter.com/zamboni627 お便りフォーム、用語集noteなどリンク集はこちら。 https://linktr.ee/kokosuna
心の砂地、今シーズンで最後の配信です。
「世界平和」を本気で目指しているというシャークくん。
「できることからちょっとずつ良くしたい」というてらださん。
台本もなく(!)、二人でいままでの振り返り、お気持ちを話してみました。
『あたしは一生記憶に残るような毎日を過ごしたいと思うわ』
2年間聴いていただいたみなさま、本当にありがとうございました。
次回からは「心の砂地#」で配信させていただきます。
それではみなさま、ごきげんよう。
●次シーズン『心の砂地#』
・Spotify
・Apple podcast
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手塚治虫『リボンの騎士』特集、後編でございます。
※今回は「なかよし」版を取り上げています。
本エピソードでは『リボンの騎士』を読んでみてどう思ったか?ということを主に語っています。
主人公サファイアはもちろん、海賊ブラッド、魔女の娘ヘケートなどキャラクターの魅力。
(シャークくんはあるキャラクターに一家言あるようですが……。)
「男しか王になれないという掟」、ふたつの心を欲しがる親たちと、グロテスクな構造の中で人にかけられる圧。
動いてる!と思わされる、冒険活劇としての面白さ。
この作品には様々な視点で楽しむことができます。
そして、63年〜66年に描かれた「なかよし版」と、53年〜56年(10年前!)に描かれた「少女クラブ版」と照らし合わせることで、
手塚治虫の問題意識、考えていることも浮かび上がってくる……?
この作品を取り上げること、というのは非常に誇らしい体験でした。
・『リボンの騎士』あらすじ
【天使チンクの悪戯により、男と女両方の心を持って生まれてきた王女サファイア。
この国には男しか王になれないという掟があり、
悪評高いジュラルミン大公が次の世継ぎに自分の息子プラスチックを据えようとしていた。
ジュラルミン大公の支配を逃れ王位を守るため、サファイアは表向きは王女でなく王子として育てられることとなった。
かくして15歳となったサファイアは、謝肉祭の夜、亜麻色の髪の乙女に変装したサファイアは、
舞踏会で隣国の王子、フランツと踊り、二人は瞬時に強く惹かれあうのであった。】
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今シーズン最後の少女漫画特集は、手塚治虫『リボンの騎士』!
様々な少女漫画をこの特集で取り上げてきましたが、「創造主」と言っても過言ではないこのお方の作品に挑んでみました。
前後編に分けてお送りさせていただきます。
前編、となる本エピソードでは手塚治虫作品に90年代生まれの私たちがどのように触れてきたのか?ということや、
手塚治虫本人の生い立ち、複数のヴァージョンが存在する『リボンの騎士』について(※今回はなかよし版を取り上げます)、
作品が描かれた時代のこと(テヅカVSシリーズ)、同時に連載されていた作品についてなど、
前段として周辺の情報を整理することで視えた「見立て」を語っています。
いやぁ、漫画って本当にいいものですね。後編もお楽しみに。
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生きていると、「許せない」という感情に苛まれることがありませんか?
マイナスな感情を持ちたくない、と思っていてもどこか自分の中に残存してしまう負の感情。
すわりが悪い腹の底で、確かな重みを持って時々疼くそれは、簡単に吐き出せるものではありません。
では、「許せない」感情を持ってしまった相手に対して、私たちはどのように接すればいいのでしょうか。
そもそも「許せない」という気持ちはどこから生まれるのでしょうか。
この暴力で満ちた理不尽な社会での経験を基に、二人で考えてみました。
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今シーズンの心の砂地、ラストのお便り回となりました。
いただいた素敵なお便りを基に、過去のエピソードで笑ったこと、素敵な近況報告、自分の学生時代や友人たちの思い出、健康や働き方、人が「ふつう」に暮らすとは…心と体のバランス、応じた振る舞い、といったことを話しています。
お便り回はいただいた文章がそのまま「お題」となって収録していく、という形になっているので、
普段の配信とはまた違った緩さと緊張感があります。そのため話が脱線していきやすい傾向もみられます。
短い文の感想だけでも「お題」となりますし、何よりも本当に嬉しいです。
今回、お便りをいただきました、
彗星さん、七瀬さん、萌さん、ありがとうございました!
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100回近く配信を続けていると、嬉しいものでリスナーさんの数も番組開始当時から大幅に増えました。
お便りやツイートなどで、相互的なコミュニケーションもできるようになり、
ある種、心の砂地がコミュニティ化してきたな、という実感がシャークくんにはあると言います。
同時に、良いのか悪いのか、「自分は宗教をやっているのではないのか?」という感覚になるとのことです。
では、そもそも自分たちが思っている「宗教」って何?ということから話してみよう、というのが今回の導入部分になります。
自身が触れてきた「宗教」、意識するきっかけ、いわば「宗教特集 〜実感編〜」です。
後半部分は流行しているオンラインサロンなど「クローズドなコミュニティとそこに対するヤダみ」を考えてみました。
実際にサロンに参加した経験はない二人ですが、メディアの報道、運営者の言動や行動から、
なぜヤダみを感じるのか、時に自身の過去の記憶を振り返りながら、そこにある問題意識ということを話しています。
ぼくたちの宗教へようこそ!
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2022年3月末、残念ながら戦争が起きている、というのがいまの世界の現状です。
心の砂地は、「今、起きていることに対して考え続けること、言葉にして話し合うこと」をモットーにしているので、率直な気持ちを話しています。
メインテーマは、主に【好きだった音楽から学んだこと、音楽が社会に接続すること】となっています。
様々な楽曲やアーティストの思想、アクションを主に紹介しながら、「いまある問題」にどう自分たちが接続してきたのか?どのように当時は感じていたのか?
自身が傾倒していた「美しい思想」は今も有効であるか?酔っているだけではないか?深い愛を抱いているか?
明日からも生きていくために、嘘をつかずに真っ当に話すことを心がけました。
繰り返しになりますが、今回のエピソードのように【今、起きていることに対して考え続けること、言葉にして話し合うこと】が私たちの回答の一つです。
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今週もウェス・アンダーソン監督特集、(ちゃんとした批評編)です。
主に取り上げる作品は最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』。
頻出するモチーフ、特徴、クレジットからみた「常連組の存在」、『音楽』、作品舞台について、今までのどの作品にも通じる大テーマ…etc。
過去のフィルモグラフィー等を紹介しながら、彼の作品を読み解いていきます。
前回(94回)配信と今回はそれぞれ独立したエピソードですが、どちらも聞いていただけると、より立体的に楽しめるかと思われます。
※本編エピソードには作品のネタバレなどが含まれます。未鑑賞の方はご注意ください。
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
あらすじ:アメリカの新聞「カンザス・イヴニング・サン」の別冊で、フランスの街アンニュイ=シュール=ブラゼに編集部を構える雑誌「フレンチ・ディスパッチ」。
国際問題、政治、アート、ファッションに美食…当代一の海外ジャーナリストたちによる、
他紙にはないオリジナリティあふれる記事を誇り、購読者は50カ国50万人を突破している人気雑誌だ。
ところが、創刊者にして編集長のアーサー・ハウイッツァー・Jr(ビル・マーレイ)が急逝。
彼の遺告に従って、「フレンチ・ディスパッチ」の廃刊が決まる。
果たして、編集長の追悼号となる最終号に掲載された、4つの記事とは?
(※ムービーウォーカープレス、劇場パンフレットより引用)
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今回は映画監督ウェス・アンダーソンへの「お気持ち」特集。
2022年1月28日に公開された新作映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は最高!でこれは心の砂地でも特集したい、ということで収録することとなったのですが、シャークくんにはウェス・アンダーソンへの「屈折した気持ち」があるらしく、それについて今回は話しています。
ウェス・アンダーソンと出会ったきっかけや当時の印象、Eテレ、LEGO、00年代のガレージロック・リバイバル、『DIRECTORS LABEL』、ミシェル・ゴンドリー、スパイク・ジョーンズ、ソフィア・コッポラ、ロマン・コッポラ、「POPEYE」の特集「僕の好きな映画。」等々、話は個人史から色んなところに散らかっていきます。
次回もウェス・アンダーソン特集(ちゃんとした批評編)です。
前段として今回の(お気持ち編)をお楽しみください。
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今回は2022年1月〜2月までにいただいたお便りを紹介するエピソードです。
大晦日からかかってしまった「マツケンサンバの呪い」から、二人の大学時代でも活用されていた「マツケンサンバ」の思い出話、自分が触れてきた音楽メディアの変遷、レコードでいくぞ!と思ったきっかけの雑誌『HUgE』12年7月号について…。
配信回の感想としては、第90回『魔法が使えなくても、生活は』、第85回『不条理、神のちから』など、作品を取り上げて語った回の感想をしっかりといただいております。
また、若かりしリスナーさんからのお便りや、常連リスナーさんからの提言もございます。
お便りをいただきました、
パオピーエンさん、お仕置き三輪車さん、ジュラシック幼稚園さん、銀曜日さん、七瀬さん、さかいわしさん、ありがとうございました!
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急な報告ですが、引っ越した、というてらださん。
まさかの旧友と再会した銭湯、近隣住民に誘われ急遽出場することになったフットサル大会、田無タワーでのゲリラ映画祭、駅で話しかけられたおばあさまとのハートフルな交流、所ジョージにめちゃくちゃ影響を受けた課長の気まぐれ、中野区野方での輝さんとの熱い抱擁…。
4年10ヶ月住んだ西武柳沢(せいぶ やぎさわ)、及び西武新宿沿線の街には思い出がいっぱいです。
この機会に、改めて「住む街」について考えたことを話してみました。
※ステーキハウスリベラがある街にどうしても住みたかった(!)という告白もあります。
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