9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

高橋秀仁

事業承継に直面する企業は今後10年で約4割。そして、準備を怠れば、あの有名企業のように、業績低下、人材流出、資金不足など、会社の存立が危うくなります。そうならないために「失敗しない事業承継」と2代目社長が成功する「後継社長専用の経営法」を知っておくことが重要です。この番組では「事業承継コンサルタント」高橋秀仁が、自らも事業承継で苦労した経験と、中小企業診断士の正しい理論と会社を経営している現役社長としての実践を通じて、2代目3代目社長の応援ために、事業承継を先に経験した先輩経営者から事業承継の秘訣をインタビューし、その極意を経営コンサルタントして、誰でも活用できる方法として解説しています。これから、事業承継を控える方、事業承継後の経営に悩んでいる方におすすめです。事業承継コンサルタント「アシスト2代目」  http://asisst-2daime.com/日本事業承継コーチング協会  https://www.jsc-kyokai.com/

  • 15 minutes
    第353回「地元に愛される地域一番店を目指して、後継社長の取り組みについて」株式会社菓子処あかぎ 戸塚昇社長【インタビュー解説編】

    ポイント1
    社外の勉強会に参加していた。
    後継者時代に仕事の現場ではなく、社外に学びに行っていた。
    会社がなぜあるのか、社外に出て学ぶ。

    ポイント2
    BtoCの資金繰りはやはり現金売上をあげること。
    経費を削減することも大切であるが、それよりも売上アップが小売業では優先・
    顧客ニーズに合わせるために、手土産や日々のお茶菓子を増やし、お客様の接触頻度を高めた。そこから年に数回の贈答商品販売に繋げた。

    ポイント3
    地元に愛されたいという理念。そして、地域一番店を目指すビジョンの作成。
    自社が地域一番ではないと分かって、チャレンジャー戦略について。
     
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    30 April 2024, 3:00 pm
  • 19 minutes 42 seconds
    第352回「地域のヒトとヒトの繋がりを大切に、愛されるお店を続けたい。先代から大切なココロを守り続ける後継社長」株式会社菓子処あかぎ 戸塚昇社長【インタビュー後編】

    40周年のタイミングで社長を交代した。
    その時はまだ名前だけだった(父は代表取締役会長となった)。

    社長となってから苦労したのは「資金繰り」。
    毎月の支払いなど、知識もなかったので、経理の妻からお金が足らないと言われて、常に恐怖を感じていた。
    何とか、資金繰りを良くしようと経営改善した。
    お菓子屋なので、お店が改善して、お客様ニーズにあった店舗を展開することで日々の売上が高まってきた。

    商品開発も総合的にした。製造からパッケージ・包装まで全てを「あかぎ」として、価値を高めるように、戸塚社長が総合プロデュースした。
    会社の基盤を強めるために、経営理念の策定や社内のルール化など後継者時代からの取り組みが実を結ぶことになっていく。

    地域に愛される店を目指した後継社長の活躍で有り、小売業の方はぜひお聞き下さい。
     
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    23 April 2024, 3:00 pm
  • 22 minutes 40 seconds
    第351回「お菓子屋さんを引き継ぐために、作り方より売り方を学び、商売を拡大させた後継者時代」株式会社菓子処あかぎ 戸塚昇社長【インタビュー前編】

    会社を継ぐために、地元のスーパーに就職した。
    父親から「作るよりも売ること」を学ぶことが重要と言われ、スーパーで当時最新の販売・マーケティングを学んだ。
    5年サラリーマンしてから、23歳で戻った。
    まずは、パンの販売から始まり、スーパーのノウハウを活かそうとしたが、ベテランが耳を傾けてくれなかった。
    それでも、自分で頑張り3年で成果を出した。
    先代に言われたことは「お客さんに喜んでもらうこと」だった。
    2店舗目ができると、親族以外の従業員が増えてきた。そうすると親族の甘えが出てくる部分もあり、「経営」を考えなければならなくなった。
    後継者として、従業員のために社内のルールを作りたかったが、それを決める難しさもあった。

    会社の成長と組織の成長を後継者の立場で経験した貴重なお話です。ぜひお聞き下さい。
     
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    16 April 2024, 3:00 pm
  • 16 minutes 39 seconds
    第350回「祝350回記念 コロナ前後の事業承継の移り変わり」

    皆様のお陰をもちまして、「9割が揉める社長交代」は350回、7周年を迎えることができました。
    リスナーの皆様、インタビューにお答えいただいた後継社長の皆様、全ての方に感謝しております。
    7年の歳月の中で、社会情勢の変化によって、事業承継の中身がどのような影響を受けて、
    後継者・後継社長がその時々で、事業承継のどの部分に注力したかなど、この7年の歴史を振り返ります。
    次の400回に向けて、ぜひ、お聞き下さい。

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    9 April 2024, 3:00 pm
  • 15 minutes 30 seconds
    第349回「後継社長が会長になって、分かったこと」株式会社KODAI 小鯛昌彦会長【インタビュー解説編】

    ポイント1 若手に自分のビジョンを話す。
         自分がこういう会社にしたいと明確に若手に伝える。
         全員の前では難しくても、若手グループを作り、ビジョンを話す。

    ポイント2 社長が自分の提案を反対しているのは、その提案が悪いのではなく、
         社長はタイミングや全体を見て、決断している。
         提案は諦めずに、いつごろ可能かも聞いてみる。

    ポイント3 先代の失敗談を知っておく。その経緯を知る。
         先代の気持ちを推し量るには、先代のこれまでの成功または失敗した経験を知っておくことで、理解が深まる。
         意見が違って当たり前で、それも経験と知っておくと、意見が分かれたときに後継者が先代に合わせやすくなり、
         その中でできることを考えると、やれることが増える。

    株式会社KODAI
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    2 April 2024, 3:00 pm
  • 31 minutes 48 seconds
    第348回「権限委譲で強い組織を目指し、さらなる発展を!会長になった3代目の決意」株式会社KODAI 小鯛昌彦会長【インタビュー後編】

    社長になってからは、後継者時代に作ったマネジメントを進化させた。
    社長として部門長と密に連携をとり、現場作業者やラインリーダーには
    自らが言うのではなく、部門長の意見も聞きながら、指導を任せた。
    権限は委譲したが、その範囲に関しては、常に注意を払った。

    社長になって、一番の違いは精神的な重圧を感じることだった。
    どんな小さな決断も社長に全責任があることが分かると、先代も同じ気持ちだったのかと、その苦悩がようやく分かった。
    事業承継にあたっては
    「正しいことをやることも大切だが、全体を分かって判断することがある」と知るということを学んだ。

    変化を目指す後継者と先代の気持ちを代弁してもらえる貴重なインタビューです。

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    26 March 2024, 3:00 pm
  • 33 minutes 2 seconds
    第347回「古い体質の会社を変えるために『将来の会社のあり方』を若手に見せ続けた3代目の後継者時代の挑戦」株式会社KODAI 小鯛昌彦会長【インタビュー前編】

    新卒で入社したが、不器用なので現場は難しかった。
    会社は「ザ・町工場」で、自分でやっていけるか心配だったが、自分で学びながら工程管理を始めた。
    会社の次のステップアップのために若手を採用し、新しい方法を試しながら、任される範囲を増やしていった。
    その若手に触発され、さらに若手が技術を学び、現場力を底上げした。
    さらに、業績管理まで責任が広がってからは、資金財務管理に苦労した。
    売上が上がっても利益が下がっていることに気づく。
    そこで、月次決算ができるように社内ルールを整備して、会社の財務状況を公開しようとすると父親は反対したが、
    従業員が少しずつ理解してくると、みんなが数値に強くなった。
    後継者が全力で会社を「会社として成長させる」方法を学べます。

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    19 March 2024, 3:00 pm
  • 12 minutes 37 seconds
    第346回 問題に新しい解決策を生み出す組織風土「デザイン態度」とは

    指示待ち組織から自律的な組織に変革したいと願う後継者・後継社長は多い。
    しかし、「自分で考えろ」といっても、なかなかできない。
    なぜなら、会社のこれまでの考え方は管理が中心になっており、「マネジメント態度」が社風に定着しているためです。
    そのマネジメント態度を前提としながらも、ある一定の範囲内で新しい解決策を見つける考え方や行動こそ、デザイン態度です。
    今回は最新のデザインマネジメントからデザイン態度について、解説しています。

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    12 March 2024, 3:00 pm
  • 13 minutes 6 seconds
    第345回 株式会社ヤスカワ 代表取締役 安川政壱社長【インタビュー解説編】

    ポイント1
    後継者時代に「社長の息子はいいな」と、社員から思われていたが、
    そんな良い待遇でもなかったし、苦労は多かった。

    ポイント2
    「会長(親父)、そんなにやりたいなら社長に復帰しろよ」
    と、二頭体制になりかけた時の言葉

    ポイント3
    30歳までに戻ってきた方が後継者にとっては、良い

    安川社長が経営する無人インドアゴルフレッスン場
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    5 March 2024, 3:00 pm
  • 【お知らせPDF】次世代経営ラボ2024 今年も開催決定! 立命館大学八重樫教授と今年もデザインマネジメント学ぶ3回シリーズ、募集開始。

    次世代経営ラボ2024 今年も開催決定!

    立命館大学八重樫教授と今年もデザインマネジメント学ぶ3回シリーズ、募集開始。

    変化の激しい世の中で、新しい選択肢を社員が生み出せる会社を目指しませんか。
    「デザイン態度」を学ぶことで、スタッフの創造性を発揮させる。
    失敗の経験を成功へのステップにできる内容です。

    これまでの指示待ち組織から、自律的な組織になれるチャンスです。
    立命館大学八重樫教授の日本最高峰のデザインマネジメント理論と
    コンサル20年の(一社)次世代経営協会の現場のメソッドが融合した
    明日から、すぐに実践できる内容の研修です。

    1社2名まで参加できるので、会社に戻って実行しやすい内容です。限定20社なのでお早めに
    ご参加おまちしております。

    詳しくはこちら
    https://www.evawat.com/event-plan-detail?event=6511
    申込はこちら
    https://docs.google.com/forms/d/1CdS1a7pjgEc0CjBilfC89ApQviaO_zQGHyWgw1t1X6Y/edit

    nidaime_20240301.pdf

    29 February 2024, 3:00 pm
  • 11 minutes 21 seconds
    第344回「後継社長は先代が色を塗ったキャンパスに、さらに色を加えて絵を描け!」株式会社ヤスカワ 代表取締役 安川政壱社長【インタビュー後編】

    創業40周年を機に事業承継をした。タイミング的には最適だった。
    父親は会長として、引き続き仕事に関わり、事業承継しても特に変化はないと思っていた。しかし、社長は自分であり、最終責任は自分と思っていたのに、会長が違う指示をするので、社内に混乱を生じさせた。そこで、安川社長は驚きの行動にでる。
    社長になって、会社の経営が一本足ではダメだと痛感し、次々と新しい商材やビジネスを展開する。そのキーワードが「サブスク」。

    いつの時代も変わらない後継社長の経営思想をお話いただけます。

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    27 February 2024, 3:00 pm
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