新刊ラジオ ― 「話題の本を耳で読む」新刊JP公式ポッドキャスティング

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ビジネス・ノンフィクションを中心に新刊情報をブックナビゲーターが紹介するポッドキャスティング番組!

  • 新刊ラジオミニマム「儚い羊たちの祝宴」
    みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回ご紹介するお薦め本はこちらです! 新潮文庫よりでております、米澤穂信著「儚い羊たちの祝宴」という本です。 米澤さんといえば、大ヒットアニメの「氷菓」、映画化もされた「インシテミル」、そして高校生推理小説の「小市民シリーズ」など数多くの作品を出されていますよね。 「氷菓」や「小市民シリーズ」は青春ミステリといいますか、日常に潜む謎を登場人物たちが解き明かしていく、というストーリーで、シリアスな場面もありつつ、日常シーンはほのぼのしていて、こういう青春いいなぁ、なんて感じるところが多いのですが、今回ご紹介する「儚い羊たちの祝宴」は……怖い。 自分、本書読む前に小市民シリーズを読み返していて、その流れで読んだら「あれ?選ぶ作者さんの棚間違えた?」ってくらい、もの凄い衝撃でした。テイストが違うので、そういう読み方もお勧めですよ! もはや比喩じゃなくて、背筋凍りました。 読んでるときはどこに伏線があるかわからないのですが、ラストまで読むと、理解と共に、なにか黒く冷たいものが背後を通っていくというか。(体験談)あまり脅し過ぎても怖くなくなっちゃうかな、と思うのですが、ひた…ひた…って。文章から冷たいものが確実に歩み寄ってきます。 決して幽霊的な怖さではないんです。ただ、本書の裏表紙にも書いてあるのですが「暗黒ミステリ」って単語がすごくしっくりくる。ミステリじゃなくて、暗黒ミステリ。 さて、そんな本書は、5篇の短編が収録された一冊となっています。とあるキーワードがどの物語にも共通で出てくるのですが、そのキーワードをめぐる五つの事件が、それぞれで描かれています。 自分が一番好きな短編は『玉野五十鈴の誉れ』というお話です。個人的にブラック度ナンバーワンでした。 (この物語、実は本書の前に色々な著者さんの作品を収録した別の短編集で読んだことがあったのですが、改めて読んでヒヤッっとなりました) ざっくりあらすじを言いますと、このお話は小栗純香という高貴な家柄のお嬢様と、彼女の使用人である玉野五十鈴の物語です。 純香が15歳の誕生日に、祖母から「人を使うことを覚えなさい」と使用人として五十鈴を与えられます。五十鈴はとにかく命令に忠実な女の子。言いつけは必ず守り、ふるまいには隙がない、使用人の鑑のような子です。 一緒に過ごしていくなかで、純香は五十鈴のことを友達のように感じていきます。主人と従者の距離を保ちつつも、一緒に学生時代を過ごし、二人が共同生活をするシーンもあるのですが(ここめっちゃいいシーンなのでイチオシです、色んな意味で)そんな中、事件が起こります。 そこから紆余曲折を経て、五十鈴が従者の任を解かれてしまうことになり、純香にとって地獄のような日々がはじまるのですが…と、ざっくりあらすじを言いましたが、これ以降が本番!くらいの勢いなので、彼女たちはもちろん、他の重要人物たちとの関係性や、それぞれのバックグラウンドなどぜひ注目して読んでみてください。 そして、解説もぜひご覧いただきたいです! 本書を読んで不思議だったのが、個人的に、全編通して登場人物への感情移入がほとんどできなかったんです。自分にしては珍しく。 普段なら、そもそもの設定やキャラクターの気持ちを想像して「わかる!私もその状況ならこうするなぁ」と感じることが多いのですが「え!?それやっちゃうの…!??」という、なんといいますか、客観的に物語を眺めてたような感覚が強かったんです。 でも、すごく面白かった。 何故こんなに惹かれるのかと思いながら解説を読み終えたとき、自分がそう感じた理由のヒントをもらえたような気がします。 ネタバレになりうるのでここでは詳しく言えないのですが、5篇の短編、そして解説、全部ひっくるめて、シビアで、冷たくて、裏がある。 そんな一冊となっています。 そう、なんで本書を紹介しようと思ったのかというと、最近暑くなってきたから。笑 夏の真夜中に、静かな部屋で、読んでみてください。 雰囲気出ますので、ぜひ。(体験談2) そんな暗黒ミステリな本書。 背筋が凍る世界を楽しみたい方、ほのぼの系とは違ったミステリがお好みの方、特におすすめです。 これからの季節、夜のお供にいかがでしょうか?
    3 September 2020, 6:34 am
  • 新刊ラジオミニマム「最高の体調」
    みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 皆さんは普段の生活で、ぶっちゃけ、なんか疲れてるな~、仕事のらないな、とか、自分の人生、これでいいんか…とか、原因はわからないけどなんか不調だな~って思うことはありませんか? そう思うのって特に現代人、多いんですって。自分もすごくわかるんですけど、いつも何か不安だったり、よくわからない疲れに悩まされたりして、そのうえで自分を責めちゃう人が、特に多いんですって。 仕事が終わらないのは自分の作業が遅いから悪いんだ、とか、太ったのは私の意志が弱いせいだとか、過去の自分にグッサグサささってましたが、でも、そこで、悪いのは自分だ、と思うのは違うのですと!そもそも、人類の文明をさかのぼって考えればそう思うのは当然なんだよ、って根拠を述べつつ教えてくれるんです。 自分はずっと、しょぼーんてしたときに、「結局自分が悪いんだよな…」って思ってたことが多かったのですが、本書を読んで、ああ、そりゃそう思うよね。人間だもの。って、元気をもらった!というより、すごく納得しました。 先ほど、ちらっと文明って言ったのですが、環境の変化が人類に与えた影響を見ていきながら、対策する、進化論をベースとした考え方を本書ではしている。 科学的な根拠をもとに、なんだ不安を感じてしまうのか、なぜ不調が起こってしまうのかを段階を踏んで説明しながら解決策まで提示してくれるので、説得力がすごい上にめっちゃわかりやすい! 詳しいことはぜひ本書を読んでいただきたいんですけど、「自分の最高のコンディションを実現する方法」を科学的に教えてくれる一冊といえるかと思います。 どうすれば良い体調を実現できるかということについて、不安が生まれる仕組みから解消方法、体調をよくする食事法、人生における価値観について、など、理論的に詳しく述べられています。実践しやすいものが多く収録されているのでお勧めです。例えば、体調をよくする食事法なら、とるべき栄養素とか、このサプリはおすすめ、とかかなり身近なので、すぐに行動に移せるかと思います。 というところで、日々の生活に疲れている方、不安を抱えている方、そう感じているのはご自身のせいではないので!元気出していきましょう!と言われて出たら苦労しない…と思いますので、ぜひ本書ご参考に、皆さんにとっての最高の体調を手に入れてください!
    1 May 2020, 10:00 am
  • 新刊ラジオ第1943回「キャッシュレス生活、1年やってみた 結局、どうするのが一番いいんですか?」
    現金とキャッシュレスの未来 みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 「キャッシュレス」という言葉がなじみ深くなっているこの頃、皆さんは支払いや決済にどんな方法を使っていますか? 現金、クレジットカード、スマホ決済…様々なやり方がありますよね。私はキャッシュレス可能な店舗であれば現金を使わず決済してしまいます。なぜならポイントを貰えることが多いから! 今回は、そんなキャッシュレス決済に関して詳しく書かれた一冊となっています。 著者の美崎さんご自身が1年間実践した「キャッシュレス生活」の経験をもとに、おすすめの決済アプリ、キャッシュレス時代のクレジットカードの選び方など、これからの時代に役立つ情報がたっぷり詰め込まれています。 1年間のキャッシュレス生活で見えてきた、現金とキャッシュレスの未来とは……? といったところで、今回はスタジオに美崎 栄一郎さんをお迎えして、実際にお話を伺っていきたいと思います。 ◆著者プロフィール 美崎 栄一郎 (みさきえいいちろう)さん。ビジネス書著者、講演家、商品開発コンサルタント。1971年生まれ。大阪府立大学大学院工学研究科修了後、花王でサラリーマンとして働くかたわら、社外の社会人向けに勉強会・交流会を主催。2011年の独立後は数多くの商品開発を支援する一方、団体向け公演や個人向けセミナーを積極的に展開している。 著書はサラリーマン経験をもとに、使えるノウハウをまとめた『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』、『iPadバカ』など40冊以上。 ================== 【3章:海外編】 ※本書の紙版では読むことができない幻の「3章 海外編」が祥伝社のウェブサイトにて公開中!アメリカ、アメリカ、ヨーローパ、中国、台湾、香港などの海外キャッシュレスの現状と今後を美崎さんが視察。海外ではどこまでキャッシュレス化が進んでいるのかを知ることができます。 閲覧は下記URLより。 http://shodensha.tameshiyo.me/9784396617189 【メルマガ】 本書の刊行を記念して、キャッシュレス生活のお得情報が満載のメルマガスタートしました!キャッシュレスの最新情報をタイムリーに知りたいなら今すぐ登録! https://www.mag2.com/m/0001690719.html ==================
    14 February 2020, 2:50 am
  • 新刊ラジオ第1942回「会社を50代で辞めて勝つ! 「終わった人」にならないための45のルール」
    50代からでも遅くない! 会社を辞めて新しいスタートを切る方法とは? みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回は、フリーランスにまつわる一冊です。 昨今「人生100年時代」と言われていますが、それはつまり最低70歳までは働く時代だと本書では述べられており(!)、将来の働き方やキャリアの作り方も今までと同じようにはいかなくなっていく…高田さん曰く、そんな時代に生きる私たちにとって、「50 代半ばというのは、自分自身の「未来」を左右する、大変重要なタイミングなのだ」とのこと。 本書では、50代で会社を辞めるための心得、独立する前にやっておくべき行動、そしてフリーランスとして生きるための知恵、それぞれが章ごとにまとめてあり、長年企業に勤めてきた高田さんならではのノウハウが詰まっています。 トヨタの部長だった高田さんが、なぜ転職ではなくフリーランスの道を選んだのか? 会社員時代の経験を生かしたフリーランスになるにはどうすればいいのか? といったところで、今回はスタジオに著者の高田さんをお迎えして、より詳しくお話を伺っていきたいと思います。 ぜひ、本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 髙田敦史(たかだ あつし)さん。A.T. Marketing Solution代表。一橋大学商学部卒業後、トヨタ自動車に入社。宣伝部、商品企画部、海外駐在を経て、2008年、宣伝部の分社化プロジェクト「Toyota Marketing Japan」を担当し、Marketing Directorに就任。2012年からLexus Brand Management部長として、レクサスのグローバルブランディング活動を担当し、2016年、トヨタ自動車を退社。独立後はブランディング領域を中心としたコンサルティング業務、講演活動等を行うとともに、経済産業省が行う「産地ブランディング活動(Local Creators' Market)」のプロデューサーを務める。
    11 July 2019, 9:00 am
  • 新刊ラジオ第1941回「価格はアナタが決めなさい。 輸入ビジネスに学ぶ儲かる仕組み」
    粗利70%も夢じゃない!? 自分で価格を決める「輸入ビジネス」とは? みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 みなさんは「輸入ビジネス」をご存知でしょうか? 海外で仕入れた商品を日本で売る、というシンプルなもので、本書における「輸入ビジネス」は「BtoB 輸入ビジネス」、つまり企業を相手に行うものになります。 自分が海外で仕入れたものを、有名百貨店や大手通販会社へ卸す立場になるということですね。 自分で仕入れて企業に卸すなんて難しいのでは?と思うかもしれません。 しかし、大須賀さん曰く、BtoC(個人を顧客とするビジネス)よりも、BtoB(企業を顧客にする)方がずっと簡単で手間もいらないとのこと。 そして「輸入ビジネス」で重要なのは、タイトルの通り「価格を自分で決める」こと。 それこそ難しい!と感じるかもれませんが、本書では「価格を決めるものが、ビジネスを制す」ということで、自分が十分稼げる価格を決めるノウハウや実践方法も本書で詳しく紹介されています。 さて、それは一体どんなものなのでしょうか? 今回はスタジオに大須賀 祐さんをお迎えして、実際にお話を伺っていきたいと思います。 ぜひ、本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 大須賀 祐(おおすか ゆう)さん。ジェトロ認定貿易アドバイザー(現:AIBA認定貿易アドバイザー)、著述家、講演家、日本貿易学会正会員。早稲田大学商学部卒、東証一部上場企業入社後、3年目で最優秀営業員賞を受賞するも、国内ビジネスに失望し会社を退社。その後、輸入ビジネスの世界にその身を投じ「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。現在は輸入ビジネスアドバイザーとしてコンサルティング業務に従事し、全世界的に活躍中。他の著書に『貿易ビジネスの基本と常識(PHP研究所)』『初めてでもよくわかる 輸入ビジネスの始め方・儲け方(日本実業出版社)』など。
    31 May 2019, 10:00 am
  • 新刊ラジオ第1940回「マンガでわかる 伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!」
    新人時代にやっておくべき「チャンス」をつかむ方法とは? みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回ご紹介するのは、紫垣さんの前著「伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い」をマンガ化した一冊です。 主人公の新入社員・野口美由希の視点から、新人時代における仕事への姿勢やチャンスのつかみ方など、社会人として大切なことがわかりやすく描かれています。  ところで、皆さんは「伝説の新人」と聞くと、どんな人を想像しますか? フレッシュなやり手営業マン、クールで仕事の早いキャリアウーマンのような 女性…とにかく抜群に仕事ができる人というイメージでしょうか。 自分が「伝説」だなんて、ハードルが高い…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが…… ご安心ください! 紫垣さん曰く「この本を手にした時点で、突き抜ける可能性が間違いなくある。その意思がある証だからです。」とのこと。 そして、「『伝説の新人』で伝えようとしている突き抜ける人に共通する法則は極めてシンプル」なのだそうです。 この法則を、社会に出てすぐの数年で習慣化することが大切だと本書では述べられています。 さて、「伝説の新人」に共通する法則とは一体どんなものなのでしょうか? 今回は本編の一部をドラマにしてお送りします。 ぜひ、本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 紫垣樹郎(しがき じゅろう)さん。株式会社インサイトコミュニケーションズ代表取締役。クリエイティブコンサルタント/クリエイティブディレクター&コピーライター。1989年、株式会社リクルート入社。1996年、コピーライターとして活動を開始、2年後に東京コピーライターズクラブ最高新人賞を受賞。2003年からはクリエイティブディレクターとしてリクルート自社商品のマーケティングプロモーション・ブランドコミュニケーションへと活動の範囲を広げる。2005年、インサイトコミュニケーションズ設立。クリエイティブワークを活かしたコミュニケーションのコンサルティング、クリエイティブディレクション、コピーライティングを柱に活動中。
    26 April 2019, 8:00 am
  • 新刊ラジオ第1939回「2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生」
    30年後、日本は、人類はどのような変化を迎えているのか? みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回ご紹介する本のテーマは「未来予測」。 本書の前作にあたる、1989年から2018年の30年間を描いた『分断した世界』の後編となっており、高城さんご自身が世界中の未来予測を仕事とする人々や様々な専門家・知識人との対話を重ね、2020年から2049年までの30年の未来を予測したものとなっています。 第1章では、宇宙変動がもたらす人類の危機について。第2章では、今後30年のメインプレイヤーとなる国家について。そして第3章では、日本がEUに加盟する日、ということで、日本の未来に加え、ポスト国家としての「個人」と「人類の未来」について。それぞれの章で、未来の世界や人類の姿を、多くのデータと照らし合わせ述べられています。 さて、今後わたしたちの未来は、どこに向かっていくのでしょうか。 詳しくは本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 高城剛さん。1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、パナソニックなどの広告に出演。総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任し、2008年より、拠点を欧州へ移し活動。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。著書に『分断した世界(集英社)』『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?(集英社)』『オーガニック革命(集英社新書)』『2035年の世界(PHP研究所)』『人生を変える南の島々(パブラボ)』 など。
    25 April 2019, 11:00 am
  • 新刊ラジオ第1938回「ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題」
    正しい「批判のお作法」とは何か? 理不尽な日本の問題に一石を投じる一冊! みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回は「黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題」ということで、日本の政治、教育、社会等に対して、同じ関西出身である前川さんと谷口さんが対談形式でビシッとツッコみ物申す!そんな一冊のご紹介となります。 テレビや新聞を見ていると、正直、理不尽なニュースって後を絶ちませんよね。 政治家の答弁に「?」マークが浮かんだかと思えば、国の組織で不正会計が発覚したり、はたまたどこかの学校で問題が起こったり…。 そんな様々な問題に、本書では忖度なしでズバズバ意見を述べています。読んでいて凄く共感できますし気持ち良い!と同時に、このくらいはっきり自分の意見をもって生きていかないと、ただただ日本社会で流されていってしまう…という危機意識が芽生えます。 現代日本の抱える、身近で大事な問題に切り込んでいく内容となっておりますので、この先はぜひ本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 前川喜平さん。元・文部科学事務次官 現代教育行政研究会代表。東京大学法学部卒業後、文部省(現・文部科学省)に入省。文部大臣秘書官、大臣官房総括審議官、大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官、文部科学事務次官を経て、2017年退官。現在、自主夜間中学のスタッフとして活動しながら、講演や執筆を行っている。著書に、『面従腹背』(毎日新聞出版)、『これからの日本、これからの教育』(寺脇研氏との共著。ちくま新書) など。 谷口真由美さん。大阪国際大学准教授 全日本おばちゃん党代表代行TBS系『サンデーモーニング』、朝日放送『おはよう朝日です』をはじめ、TV、ラジオ、新聞のコメンテーターとしても活躍。2012年、おばちゃんたちの底上げと、オッサン社会に愛とシャレでツッコミをいれることを目的に、Facebook上のグループ「全日本おばちゃん党」を立ち上げ、代表代行を務める。著書に、『日本国憲法 大阪おばちゃん語訳』(文藝春秋)、『憲法って、どこにあるの?』(集英社)など。
    28 February 2019, 10:00 am
  • 新刊ラジオ第1937回「あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30」
    お金の教育は子供のうちに? 「新しいお金教育」を分かりやすい知恵袋で徹底解説!  みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回は「大金持ちの知恵袋」というテーマでお送りしていきます。 ビットコインをはじめとした仮想通貨の登場やキャッシュレス化が進む現在、経済の世界は大きな変化の途中にあると菅井さんは述べています。この「新しい経済の世界」において、私たち、ひいては子どもたちの世代はどんな未来を生きることになるのでしょうか? ということで、本書ではこれから必要な「新しいお金教育」について、菅井さんご自身の経験をもとに詳しく解説されています。 本書で紹介されている知恵袋は5種類。 「大金持ち」の知恵袋、「稼げる人」の知恵袋、 「貯められる人」の知恵袋、 「増やせる人」の知恵袋、 そして「もらえる人」の知恵袋。 これらの知恵袋の中にある、計30にわたる秘伝を、図や表を交えて詳しく紹介されています。 さて、それはどんな内容なのでしょうか? といったところで、今回はスタジオに著者の菅井さんをお迎えして、お話を伺っていきたいと思います。 ぜひ、本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 菅井 敏之さん。1960年生まれ。元メガバンク支店長で、現在「お金の町医者」として活動中。学習院大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事し、横浜、東京での支店長を経て、48歳で退職。2012年、東京・田園調布にカフェ「SUGER COFFEE(スジェールコーヒー)」をオープン。銀行員としてのお金を「貸す側」、不動産投資家としてのお金を「借りる側」、両方の視点を生かして毎年安定した収入を得ることに成功した経験をもとに、全国の講演会で講師として活動するほか、テレビ・ラジオ等にも多数出演されています。
    25 January 2019, 6:00 am
  • 新刊ラジオ第1936回「働きアリからの脱出 個人で始める働き方改革」
    「働き方改革」を目指さないことが改革への近道? みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回のテーマは「個人で始める働き方改革」 これまでに500社以上へヒアリングを行い、働き方改革を支援してきた実績をもとに、その方法を詳しく、そしてわかりやすく伝授してくれる一冊です。 会社の成長と個人の幸せを両立させるための「働き方改革」ですが、本書によると、それに成功していると答えた企業は12%だったとのこと。 多くの会社が、「働き方改革」について何らかの取り組みをしているものの、会社と社員の目標が異なり、うまくいかずに悩んでいるそうなんです。 そうしたなかで、「働き方改革」を成功させるポイントとは何なのかといいますと、越川さん曰く『ずばり、働き方改革を目指さないこと』 これは一体どういうことなのか? そして、個人としては、この先どんな働き方をしていけば良いのでしょうか? といったところで、今回はスタジオに著者の越川さんをお迎えして、より詳しくお話を伺っていきたいと思います。 ぜひ、本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 越川慎司さん。株式会社クロスリバー代表取締役社長、アグリゲーター。国内外の通信会社に勤務し、ITベンチャーの起業を経て、2005年に米国マイクロソフトに入社。業務執行役員としてPowerPointやOffice365などのOffice事業部を統括、2017年に働き方改革の支援会社である株式会社クロスリバーを設立。週休3日でこれまでに500社以上の働き方改革を支援してきた。働きがいを高めるワークショップを展開し、その受講者は16000名を超える。
    26 December 2018, 3:00 am
  • 新刊ラジオ第1935回「余計なことはやめなさい! ガトーショコラだけで年商3億円を実現するシェフのスゴイやり方」
    赤字続きだったレストランが「余計なこと」をやめたことで大幅業績アップ!? みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。 今回のテーマは「ビジネスにおける余計な物事のやめかた」 というわけで、ガトーショコラ専門店として数々のメディアにも紹介されている「ケンズカフェ東京」オーナーシェフの氏家さんが、ご自身の経験をもとに、余計なことの捨て方をはじめ、商品のブランディング法や販売戦略についても詳しく教えてくれます。 現在、年商3億を実現している「ケンズカフェ東京」ですが、実は開業当初、数年間赤字が続き倒産の危機も迎えたことがあるとのこと。 しかしタイトルの通り「余計なことをやめて」からは状況が一転! 業績は右肩上がりに急成長、今や高級ブランドスイーツ店として多くの方に親しまれています。 氏家さん曰く、「余計なこと」のやめ方にはコツがあり、何をやめるのか、いつ、どのようにやめるのか、やめる代わりに何をするのか…といったビジネスを好転させる「本質」を見極めることが大切であるそうなんです。 さて、その本質とはどんなものなのでしょうか? といったところで、今回はスタジオに著者の氏家さんをお迎えして、より詳しくお話を伺っていきたいと思います。 ぜひ、本編をお聴きください。 ◆著者プロフィール 氏家 健治さん。1968年生まれ。「ケンズカフェ東京」オーナーシェフ。ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロなど、高級店で修業を重ね、調理および製菓・製パンの技術を体得する。1998年に独立し、新宿御苑前にケンズカフェ東京を開店。現在はファミリーマートのスイーツ監修をはじめ、ライセンスビジネスも展開するほか、経営者、起業家向けの講演会も日本全国で多数行っている。
    27 November 2018, 3:00 am
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